【TAROの日記】

2012/06/26(火) 08:32

昨日の件をもう少し考えた

マンガ『モンタージュ』は、そろそろピシャっとやめて欲しいマンガの一つ。
あの手の話は5巻くらいで終わるときれいだと思う。

私は、最近の長いマンガに辟易している人間なので、『モンタージュ』評価にもドライブがかかっているけど、早くきれいにシャープに終わらそうよ!と思っている。

その『モンタージュ』は、3億円事件に絡んだ陰謀が解明されていくという話だ。
そして、物語が進む中で、3億円事件の謀略の噂がさりげなく挿入される。

当時の若者を中心とした「運動」の排除のために、3億円事件をでっちあげ、その解決のためと称して「運動」の弾圧を行った・・というものだ。

これは、時代背景を考えれば荒唐無稽でもない。
現実に、公安は若者の弾圧をジリジリとやっていた。
また、そのためにスケープゴートとされた文化人、ミュージシャンも多い。
日本なんて、ついこの間まで、そんな景色の中にいたのだ。

よくビートルズは若者をノンポリ化するのに使われた・・という話があるけれど、これも笑って否定できないところがあって、田中角栄がサラリーマンに借金させて家を建てさせれば共産党の躍進はない・・と言った・・という話とも同じベクトルにあったと考えることもできる。

そして、そんな風に考えると、若者に給料を出す・・ということも一連の若者骨抜き化計画の中であったと考えてもいいかもしれない。
実際に、団塊の世代は、普通のおじさんサラリーマンへと変貌していった。

・・・・・だから、若者の中に革命機運が起きたら、今の若者差別的な状況は変わるかもしれない。
最近は、核兵器でさえ、個人で作っちゃうような人が現れているのだから、人数が少なくても脅しは可能だろう(ここは笑っておこう。笑)

ってことで、丁稚→単純労働補てん→革命運動予備軍→ホワイトカラー・サラリーマン→バブル勘違い新卒→楽しいフリーター→苦しいフリーター→プア→
といういうような循環の中にあって、再び丁稚・・というところにきていると考えるのはどうだろう?

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