月: 2012年7月
【TAROの日記】

2012/07/31(火) 08:29

フジロック帰還

いやーーーー、凄かった!!

・・・・とクリシェな言い方しかできませんが、いやーーー、凄かった!!!!!

これで、私の一年に一回のお正月も終わり、後は、ガンガン働くだけですね。
細かい感想などは、google+の方に書いています。

驚いたのは、人ですね。
例年以上の人の入りは、ストーンローゼスのせいなのかどうかわかりませんが、初日から異常。
どうも、正式な数字は言えないくらいの恐ろしい入場数だったようです。

フジロックの景色は、一つの成熟の景色で、日本という国の部分でもあります。
下手をすると海外旅行よりもお金がかかるイベント、さらにセレブでもなければ、楽でもない・・。
かなりMでないと耐えられないシーンもあるわけですが、そこに、延べで12万人(本当はもっと入っているらしい・・)。
これを豊かと言わずになんというのでしょうかね?

さらに、斑尾のジャズフェスティバルが個人的な野外フェスの私には、野外フェスでは、ミュージシャンが手抜き演奏をする・・というのが常識になっていましたから、フジロックでの各ミュージシャンの本気度には毎回驚きます。
通常のライブよりも、凄い!!というものが何本もあるのですから、見てる方はたまりません。
個人的には、今回は3日目のジャック・ホワイトとレディオヘッドの圧倒的なパフォーマンスに気が狂いそうになりました。大番狂わせなく、凄い奴が凄かった・・という感じですね。

期待していなかったレイ・デイヴィスとコストロは、きっちり良い仕事をしてくれたのが印象的でした。
フェラの息子とメタルボックスな二人は、まーまーなパフォーマンスながらも、私の積年の夢をかなえてくれたし、スペシャルズは、一気に高校時代まで気持ちを戻してくれました。
奇妙君も、ヒカシューも、主役のいないトリオの二人もとてもよかった・・。
心残りは、見れなかった数組と、ジィムス・ブレイクとtoeで寝てしまったことかな?
おまけで陽水の『氷の世界』が聞けたのもオツでした
後、好き勝手なことは、google+で書いています。

さて、来年はどうなるか。今から楽しみーーーーーー。

そして、昨日遊びから帰ったばかりなのに、今日から再び出張。
「何が、お正月よ!」と言う妻に深々と頭を下げることしかできません。ごめんね!

【TAROの日記】

2012/07/19(木) 08:31

意外にも、仕事に追われていない・・

別に仕事は減っていなくて、むしろ、さらに増えているけれど、少し余裕がでた。
前倒しで、ガンガンかたづけた賜である。

1年に2回くらい、こうした真空状態がやってくる。
とても、うれしい瞬間だ。

この状態になるときには、決まってイベントの前である。
海外旅行はその典型で、今回だとフジロックだろう。

人間は、忙しい、忙しいと走り回っているが、どこかでまだ余力を残しているものらしい。
だから、イベントが入れば、ちゃんと前倒しでやってしまう生き物だ。

もちろん、やることは無限で、終わりはない。
少し余裕ができたといっても、机の中をほじくり返せば、亡霊が出てくるのはみえている。

だから、この余裕というのは、実はモラトリアムでしかない。
そして、手をつけられていない大きな仕事が浮上してくる。
結局、あー、あーである。
その中には、死ぬまでにやれるのか?というものまであったりする。
まさに、あー、あーである。

明日は、車で湯沢まで行き、車をデポして東京。
暑い東京でヘトヘトになるまで働いたら、湯沢に戻って、苗場に向かう。
3日間は、祭りである。
机でばかり仕事をしている奴が、身体性をいくらか取り戻すイニシエーションである。
戻れば、また、余裕なんて消えた生活が待っている。人生だな〜

【TAROの日記】

2012/07/18(水) 08:25

プロ

右目がよく見えなくて医者に行く。

3時間も待たされ、とても対応の悪いにーちゃん(医者)に「なんだか、こいつは全然ダメだな〜」と思いながら、めんどくさいので、突っ込みどころ満載の所を言われるがままに「はいはい」言って帰ってきた。

結局なんでもなかった。
年と言うことだ。
パーツの一つが、だいぶ古くなってきたということなのだろう。

そういうわけで、また、折り合いをつける部分がでてきてしまったわけだが、身体の折り合い以前にも、折り合になんていろいろなところでつけてきたわけで、「まー、仕方ないね」と今のところは思っている。

視力が落ちているということで、めがねの処方箋を作ってくれたが、言われるがままにこの処方箋でメガネを作ることはないな。
彼(医者)は、オレの右目のことだけ解決しようとする。それで、そういう結論を出したようだ。
しかし、50歳にもなると、そこら辺の他者の気持ちのありどころがよくわかってしまう。そこんところを本人に突っ込む気はないが、透けて見えてしまうので、彼の言うことを聞く気はない。

それなりに生きてくると、自分で工夫をする・・しかないということがたくさんわかってきて、どんどん判断が増える。
世の中のプロという名の人が、いい加減であることもたくさんわかるようになった。
所詮、私たちの世界は、外部世界に自己の意志を投影した内部世界でしかない。だから、そこら辺は心持ちでしかない。そして、多くのプロとは私たちの内部世界の産物でしかない。

マスコミを見ても、バカかーと思うようなシロウト理論を振りまく自称プロは多い。
いや、むしろ、そういう人が大手を振っている。
本でもなんでもそうだ。

私たちの内部世界の産物は、いつの間にか、イメージだけではなく、私たちのかなり深い内部世界の投影になってしまっているのだろう。つまり、アマチュアよりも悪いのだ。

それでも、そんな中にも、私たちの内部世界を超えたプロはいる。
出会いは運だ。
案外隣りにいたりするものだが、彼らは静かにしているのでわかりずらい。
まー、仕方ない。本当のプロというのはきっと孤独なのだよ。そうでなければ、やれないもんね。

今度は、この目医者の重鎮先生に見てもらおう。彼は、人の目はあやふやだという原則をよくわかっておいでだから・・。

【TAROの日記】

2012/07/17(火) 08:36

頭はフジロック

・・・である。
後約2週間だからしかたない。

そろそろ、具体的に調べ始めると、意外な伏兵が密やかにラインアップされていることに驚く。

一番びっくりしたのは、ジョー・ウォーブル&キース・レビン。
知らない人には、記号だが、知っている人間には涙ものだ。

これは、昨年のサマソニでのPILに対する返答ではないか!!
昨年、密やかに下北でもライブがあり、その時も天に向かって叫んだけど、日程が合わず断念。

それが見れるのだ・・。

わからない人には迷惑な話だと思うが、オレは、今、とても興奮している。。

・・・というような伏兵がいくつか。
とにかく、たまらない。

レディオヘッドはもちろんいいが、やっぱり、こういうところのチョイスがフジロックの良さである。

私たちは、20歳くらいまでに聞いた音楽で、だいたいの好みが決まってしまうという。
だから、どういう時代に生きたかは重要で、自分ではどうにもならないところがある。

そういう点で、余計なお世話を言うようだが、80年代に青春時代だった人たちを不幸に思うし、70年代後半に青春時代だった自分を幸せに思う。なにせ、73年から79年が小6~高校生である。これは、21世紀から音楽史を俯瞰しても凄いことだ。

もちろん、音楽に興味がない人には、そんなものは幸せでもなんでもないし、別に、60年代の音楽体験も90年代の音楽体験も、同様に素晴らしいことであって、自分の体験をひいき目に見ているところはある(しかし、私は欲張りなので、60年代と90年代にも青春時代を経験したかったと思っている)。

それはそれとして、そんなこと(音楽以外でも)が、自分を規定してしまっているという事実には驚く。
私の枠組みは、そんな私と関係ないところで決まっている。
もちろん、そこに自分の力は働く。でも、背景がなければ、アクセスはできない。

79年に、3枚のレコードが入った缶を友人が貸してくれた。
そこから出た音の凄いこと。あの体験を何の文脈もなくただ体験できるためには、最低限、高校生~大学生くらいでないと無理だ。
この時代の高校生~大学生は、出生数の少ない世代だ。今は、伝説となったこの時の音のing体験をした人は、それほど多くはないのだ。
それが、親父になって再度体験できるとなるとさらに限られる。

人生がどうにもならないことが多いとしても、こういうことも少なからず散りばめられている。
人生は、それだけで凄いのだと思う。たかが、音楽でそんなことを思うのは大げさに見えるかもしれないけど、そう思わせてくれる音楽ってのも素晴らしいと思うのだよ。

【TAROの日記】

2012/07/12(木) 08:53

国民の生活が第一だって・・・(笑)

『国民の生活が第一党』だって・・・・・。
極まった感じだなーーーーーーーぁ。
私のような政治に一切興味なし男に、こうして興味を持たせるとは大したものだ。

私たち周辺の常識に、「社長、がんばります!!」とか「御社のために力を尽くします」などという者はダメな奴の典型だ・・というのがある。
こういうことを知らない人は、「どうして?」と思うかもしれないけれど、ここで説明してても仕方ないので、ここでは、この件については論理的に説明が可能とだけ言い放っておく。

そして、そういう常識を持ち合わせている私たちには、「国民のため」という言葉はいつも空虚に聞こえているわけだけど、それを党名にしてしまうのだから、すごいわ・・・・・・・・・。

mustをcanできないで今日まで過ごしてきた小沢君に相応しい党名だと思うね。

【TAROの日記】

2012/07/11(水) 08:32

今日は凄く書きたいことがあるが、書くわけにいかんわな・・・・・

・・・なのだ。
だから、どこかで話しましょう。

本当は、どうして日本は狂ってきているか、そして、こういう些末な事件の反応に案外ファシズムの入り口があるのだ・・とか書きたくなっているけど、やめておく。

今、日本は、「彼ら」の思惑通りに動いている。
こんなに、思惑通りに動くようになってしまっていいのかね・・。

【TAROの日記】

2012/07/10(火) 08:29

採用

年中、採用中ではあるけれど、今、東京の事務所の方が大々的に採用活動をやっている。

普段は、担当者任せで、一次面接を通った人を軽く二次面接するくらい。しかし、今回は、細かい採用のコツを教えたいと思い、私自身が履歴書を見ている。

・・・・・・・、でぇ、唖然である。
日本人ってここまで・・、とほほ・・という気分にさせられることが多い。

特徴的なのは、公認会計士試験に何回か挑戦したけど、落ちたという人の応募が多いこと。
数年前は、公認会計士試験に合格したけど、行く場所がない・・という人が多かったので、試験だけを見れば、明らかに格落ちになっている。

そもそも、公認会計士をめざしてしまったセンスの悪さ、世間知らず度に驚くわけだけど、さらに、悪いのは、落ちたので代わりに税理士を目指すという根性である。

さらにさらに、貴社は、仕事をしながら勉強ができる・・と平気で書いてくることにも驚く。

だいたい、どうなのだ。
誰もがただ履歴書を送ってくる景色というのは・・。何の戦略性も感じない。
会計事務所に勤めようという奴に戦略性もくそもないのだと思うが、社内では、「時代かねー、日本は本当に骨抜きになってしまったんだよ−」という会話をしている。

当社に就職希望の人がこのブログをみているかどうかはわからないけど、言っておく。
私は、過去に、会計専門学校に通う生徒を相手に、会計の専門家をめざすことがいかにセンスの悪いことかを語った人間である(もちろん、物議を醸した・・)。
言い方をかえると、情報を集め、時代に適した生き方を考えられない若者を気の毒と思うし、そのセンスのなさ、さらに極論すれば、その運の悪さをかわいそうに思っている。しかし、君たちが、それをどう克服するかに興味がある。

私たちは、毎日を生きている。
それは楽な世界ではない。
そうした世界で、私たちは、かなり恵まれた人生を歩ませていただいているという自負はある。
ただし、それは「仕事をしながら成長したい」とか「仕事をしながら、資格取得可能な職場」などという甘ちょろい考えでは掴めないものだと思っている。
そして、私たちの世界を、甘い考えの者に踏みにじられたくもないと考えている。

おそらく、当社に来て、積極的に仕事をすれば、かなり力がつくと思う。それは、君たちが考えている次元を超えたものだと自負もしている。当社のスタッフの全員が、その点に関して、我が職場に特別感を持っていることもほぼ間違いないだろう。

だから、最低でも、そういう気持ちで来て欲しい。
履歴書のコピペなんてやって、底の浅さを見せないように。
もちろん、会計士を目指して挫折したなんていうのは、勉強家で努力家と見ることなんてない。ただ、センスが悪く、現場でも使いものにならない・・という印象を与えるだけのものと思ってもらった方がいい。

さて、では、それでも、当社に入りたいと思うなら、どうやりますか?
就職をめざす、そっち側も人生を賭けていると思うが、こちらはそれ以上に賭けているんだよ。人生の厳しさも世間様一般よりも知っているつもりだ。

だから、覚悟と責任をもって望んでいる。
お互いそういうのでいきましょうや。
社会的交換というのは、そうしないと成り立たない。
誰も、依存的な人や「御社のためにがんばります」しか言えない人には興味はない。それが真っ当な社会なんだよ。

【TAROの日記】

2012/07/09(月) 09:25

ブログを書く・・ということを考えた。

今、とてもエネルギッシュである。
また、何かやりそうな・・・と自分を他者のように見る自分がいて、落ち着いた躁状態を味わっている。

でぇ・・、そういういう気分の時は、ブログなんてまったく書きたくなくなる(まー、いつも書きたくないけど・・)。
それを自分の体に聞いてみると、怪しげさに対する反発という言葉が浮かぶ。
これは、ブログとかFacebookを書くことに共通する内的な怪しげなものに対する反発のようだ。

よく言われるように、私たちは書くことで承認欲求を満たそうとする。
それはかまわないのだけど、それがない人間には、毎日書く行為というのはノルマでしかない。

そして、それを淡々とやっていると、ときどき、嫌になるのは当然なのだけど、本日のように、少々、健康的な躁状態にあると、そもそも論を考えてしまって、「どうして書いているの?」というところに気分がいってしまうらいしい。
それが「怪しさ」という言葉で表現されるものの正体だ。

でぇ、今書いていることは、私の中での「折り合い」として、こんな風に書いているわけだけれど、どうも、それにも違和感を感じるんだよな。

本日のオカモトは限られたエネルギーをどーーーーーーんと有効的な創造に使いたいみたいです・・。
まー、そんな気分のご披露でした。

【TAROの日記】

2012/07/04(水) 08:41

マニフェスト違反?

政治は嫌いなのでよく知らない。
それでも、高校時代までは大好きで、明治以後の政治を舞台にした本はよく読んだ。当時よく売れていた細川隆元、藤原弘達ものもいろいろ読んだものだ(ここら辺、ミーハーだった)

人間の嗜好は正直で、その後、政治記事関係はまったく読まくなった。
90年代に入って、年齢が30歳を過ぎると、友達の同級生が市議になったり、年下が国政選挙に出るようになった。
その姿を見て
「どうして、時代の幕引きの仕事をやるんだろ?」
といつも疑問だったけれど、幕引きが仕事と自覚しているのならば、かなり偉い奴なんだろーとも思っていた(しかし、幕引きを自覚していたとは思えんが・・)。

そんな私は政治がわからん。
そんな私が言うのもなんだが、小沢と鳩山などが、民主党がマニフェストを破るというのは、国民を裏切ること・・とかなんとか言っているのがまったくピンとこない。
よくこんなことをヌケヌケと言えるなーとしきりに感心である。
鈍感なのか、バカなのか・・・・・・・。

そもそも、何が簡単かって、マニフェストを破らん方が仕事としては楽だ。
やる気がない奴、保身が優先する奴なら、そうするだろうね。
実際、世の中、そういう奴の方が多いし・・。
官僚や大企業、お役所の仕事なんて、そういうのが目立つしな。
そういえば、鳩山君の仕事って、そんなのだったよな!

まー、私のような庶民が、中小企業の常識でモノをいっても及ばない大政治の世界ですし、小沢君もそれなりに命を張っているようですから、一人のミーハーが好きなことを言うのもなんですが、私は、消費税上げの是否はともかく、野田君ってけっこう偉いじゃんと見直したりしている。

しかし、ミスると大勢から上げ足を取られる非創造的な環境で、何かをするなんてのは、よっぽどじゃないと無理だな。
幕引きさえできなくなっているのが、今の政治か・・。

【TAROの日記】

2012/07/03(火) 08:31

放蕩

車を運転していたら、突然、1000万円を一カ月で使うとしたらどうするか?という質問が浮かんだ。
でぇ、面白いので考えてみたが、結論はすぐに出た。

つまらない。

あまーーーーーりにもつまらないのだ。
私ごときが浮かぶのは、ホテルのスィートに泊って、海外旅行して、ギター買って、うまいもの食べて。これにて終わり。後は何も浮かばない。そもそも浮かぶことの月並みなこと・・。

結局、これらを実行してもお金は残るので、後は、ヴェブレンが言うところの「見せびらかし消費」しか残らない。私の場合、車を買うのも「見せびらかし消費」である。

考えてみると、私の知り合いには、勘違いして、一か月に1000万円どころかもっと使っていた人も何人かいたけれど、それを私が知っているというのも、その多くが「見せびらかし消費」だったからだ。
私は、冷やかに、現代版ポトラッチとして眺めていたわけだけど、実際に、使うことそのものが目的になってしまうと、そんなところしかないのだなーと少し同情的にもなってしまう。
そして、ポトラッチって、オリジナリティーがないのだな・・と思った。

最も創造的であろうと思っていた消費であるポトラッチでさえ、ワンパターンなのだから、他の消費なんてなおさらである。
そして、オリジナリティーとか創造性というのは、金のかからないところにあるとあらためて思う。
私が、80年代後半以後のアウトドアを大嫌いなのはここら辺にあるわけだ(しかし、最近の道具は目覚ましく凄いので少しあちら側に宗祖替えをしたい気分もなくはない)。

結局、お金を使うことが創造的なのは、仕事くらいなんだよな~。
しかし、その仕事でも、いかにお金をかけないか・・に血眼になっているのだから面白いよなー。
まー、そこら辺がいいかげんになると、創造的ではないしな・・・・。

お金と言うのは、制約としての役割が最も有効なんだな・・とあらためて思った。
そして、死ぬまでに、一度放蕩をやってみよう!となんとなく思っていたけど、やめた。
あまりにもつまらなすぎるもんね。

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