月: 2014年1月
【苦しめTAROお仕事LIVE】

2014/01/27(月) 08:39

七転八倒

12月に出る予定だった本が3月に延期になった・・と知った時、胸がキュンとした。
間に税制改正が入るので、どれだけ直さなければならないかを考えると、気が遠くなったのだった。

すでに、安倍ちゃんが震災復興特別税の1年前倒しの廃止を決めていたので、その分は覚悟をしていた。それは作業的にもそれほどでもない。
しかし、12月に発表された税制改正大綱を見ると、給与所得控除の改正がある・・・・・・・・・。

そのまま、年末と年始のバタバタで、何も手を付けられずにいて、この土日で手を出す。
取り組む一瞬は恐怖である。地獄がはじまる・・と思うんだから仕方ない。
そして、延べ十数時間。作業が終わると、身体中がゴワゴワになっていた・・・・。

今回の本は、細かいシュミレーションの例が出ている。
その数多数。
その数字が見事に変わる。全部変わる。
私に嫌がらせするような税制改正だったのだ。

ただ、気分は複雑だ。
12月に出てしまって舌を出しているのでいいのか、改正を反映させたほうがいいのか?

数字は違う。まったく変わった。
しかし、その意味はというと変わりはない。
単に、数字が変わっただけ、金額の絶対的な差はもちろんあるが、本の趣旨には影響がない。

だから、作業が終わった時の充実感ゼロ。
こういう仕事に2日かけたことが腹立たしい。

つくづく、火消しが嫌いな男と痛感。
あ、創造的な仕事がしたい・・・・・・・・・・。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2014/01/24(金) 08:29

組織コミュニケーションセミナー

昨年で最後にするつもりでしたが、「やってくれー」のコールに負けました。
やります。
日程は、4月9,10、11日
場所は成田の予定です(私は好きな会場です)。

コンテンツはどれだけ変わってしまうかわかりませんが、私のやる気が維持できるレベルまでは変えます。
ただし、それをやると、内容が上級向けになってしまうので、初めて参加する人との折り合いの付け方で、これから二ヶ月悩むことになりそうです。

今までのコンテンツは、一つの完成形だと思っています。
右に出るものはないという自負もあります。
しかし、私のモチベーションは、あの内容ではすでに維持不能。飽き性というのは困ったものです。

セミナーの性質上、一回として同じ内容のものはなかったわけですが、それでも軸になるテキストはあるわけで、そのテキストが私には邪魔なんですよね。
最近のセミナーが、参加者と場の雰囲気で組み立てていくものが中心になっているのはそのためです。

しかし、このセミナーは、軸になるコンテンツがないわけにはいきません。
そして、参加者の知識レベルも大きく上昇させる必要もあります。

さて、折り合いはどこでつくか?
「上級編」全12回にも出ている強者達とまったく知識のない初心者、そして、最大の敵である”私”を満足させるものにする・・。
んーーーーーーーー、本当にやるのか?

ちなみに、詳細がわからなくても申し込む・・という方々が毎回いらっしゃいます。案内はギリギリになると思いますので、そういう方々はメールなどでお申込みください。すでに、実施さえわかっていない状態で、7名ほどの申し込みがありますので、脅すようですが早く申し込んでおいたほうがいいと思います(笑)。

なお、こんな案内の仕方ではわからん。でも、興味があるという方は、昨年の案内を参考までご請求ください。折り返しメールにて送らせていただきます(宿泊費の変更の可能性はありますが、参加料は変わらないと思います)。

【TAROの日記】

2014/01/23(木) 08:32

本の代わり

寝る前に布団の中で本を読むのが極上の喜びで、その楽しみを子供の頃から約40年は続けているわけだけど、最近、辛い。
まずは、手が痛い。そして、手が冷たい。
そこで、布団にもぐりこんで、右側を向いて小さく横になって読むけれど、そうすると肩が痛くなる。
そのため、最近の布団の中の読書は10分位がせいぜいになっている。

手が冷たいのも気になる。
冬は寒くて当たり前だが、それでも就寝前読書で手が冷たいと思うことなど昔はなかったような気がする。
今日の朝も雪だったけれど、今年はここ数年では楽な冬だから、寒さもそれほどではないはずなので、手の冷たさが気になるというのは気温のせいではないだろう。

こういうことは、「やりかたを変えなさい」のメッセージのわけだけど、40年以上続けてきたことの代わりがわからん。
私は布団に入って何をすればいいのか?

んー、この質問はおかしな質問だ。
布団というのは寝る道具なわけで、寝る前に何をするかで悩むというのは変である。
しかし、何かしていないと寝れないような気がする・・。

最近、ラジオの復権が言われているけれど、こうしてラジオに戻っていくのかもしれない。
あ、それは悪くない。いいアイデアではないか!

そういえば、一昨日の大滝詠一特集は録音ができているかな。確認せねばならない。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2014/01/22(水) 08:36

どうやらやるらしい・・

まだ100%決まりではないですが、おそらく、この春も『組織コミュニケーションセミナー』をやります。
もう止めようと思ったのに、なかなかやめられないですね。

なお、内容は、『2ndヴァージョン』という趣にして、従来の内容にいろいろ新内容が加わる予定です。

やることだらけで、新しいコンテンツなんて作っている場合ではないのですが、重力とは恐ろしい。どうも、神に「やれ!」と押されている感じです。この感じが出てくる時は、基本的に調子はいいのですが、辛い・・というのが毎度のパターンなんですけど、優先順位の低いことは、”神まかせ”にしている関係上、押されるとやらないわけにいきません。

ただ、”神まかせ”の領域が、優先順位の高い”私まかせ”の領域を犯して、”私”が優先順位の低い方に時間を割かざるを得なくなっていくのは困ったことです。こうして、いつも優先順位の高いことが侵されていきます。
私の人生はいつもこんな感じでしたが、おかげで生きてこれたのかもしれません。

ちなみに、今朝は雪がすごくて、優先順位の高いことが朝15分しかできませんでした。
さらに、上記”神まかせ”のせいで、1時間ばかりコンテンツの検討なんかをしてしまったおかげで、朝の1時間で行う優先順位の高いこともできませんでした。

今週の土日も、本来やりたい優先順位の高いことがありますが、別の神がやってきて、私に仕事を強制しているので、やれない可能性があって悔しい思いをしています。

それでも、優先順位の高いことって凄いですよね。
たった10分でも15分でもやる。
そういう意志をちゃんと持っている。
やっぱり、こここそが人間の自発性の領域なんだと思います。

まー、そう考えると、”私”って奴の自由なんてものは、人生の中ではほんの僅かだという事実に愕然としますが・・。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2014/01/21(火) 08:35

沖縄とは真逆に雪雪雪には関係なく、優先順位の話

三線でほのぼのと遊んでいる場合ではない。
凄い雪である。
朝方は雨だったので安心していたけど、雨の景色の割に寒いので、おかしいと思っていたら、凄い雪になってきた。
何も通勤時間になって凄い降りにならなくてもいいと思うのだけど、天気なんてそんなものだ。

雪国に居ながら、毎年、「どうか降りませんよう~に」と祈っているのは、バカな態度なわけだけど、私たちにはいろいろ優先順位があるので、優先順位の低いことは、神に祈るようになっている。

冬の雪は大嫌いだが、私にとっての嫌いの優先順位は低い。
むしろ、少し降ってほしいと思っているくらいだ。
ただ、好きなことを言わせてもらえば、休みの日だけ降ってください・・と思っているだけである。

ところで、世の中一般では、優先順位の高いことなのに、神に祈っている・・という風景は実に多く見られる。
本来は、優先順位の高いことは人力で、優先順位の低いことは神の力で・・ということだと思うけれど、そうはなっていない。
その典型で多くの人がハマっていることに夫婦関係がある。
おそらく、99%くらいの人が妻や旦那の機嫌について神に祈っている。
そんなことしてもムダなのは誰でもわかっているけれど、努力がされることはない。

私が大学時代お世話になった住職は、受験生がお参りにくると、「ちゃんと勉強したか?」と聞くそうだ。
そして、「んーー、それほど~」なんて言い方をすると、「では、神に祈る資格はない。帰れ!」と言うそうである。
お賽銭を入れてから聞くのか、その前に聞くのか知らないが、偉い坊主だと心から思う。

この受験の仕組みに、夫婦関係は、まんま当てはまる。
努力をして神に祈る。神のご機嫌が悪いと努力は水の泡の時もあるが、まー、そんなに神の機嫌が悪いことはない。

でぇ、この仕組みは、仕事とかいろいろなものに、まんま当てはまる。
くどいけど、優先順位の高いことは人力で、優先順位の低いことは神の力なのだ。

本日の私の優先順位1位は、春のセミナーの検討である。
もう止めようと思っていたけど、数人のお客様に「そんなこと言わないで、やってよー」と言われているので、私がやる気になるコンテンツに改造できるか検討をする。
今日の通勤中に少しアイデアが出てきたので、やる可能性が少々出てきた。つまり、私のやる気が少しばかり出てきている。
アイデアが出てきたのは、神のおかげか私の力か・・?

存続して欲しいと思っているお客さまにとっては、神の力である。
だって、優先順位はそれほど高くないはずだから・・
でぇ、私にとっては、悪魔の力か?
だって、私の優先順位も高くない(あくまでも、今日、検討することの優先順位が高いだけ)。
それでも、降りてくるのは、過去の私の一挙手一投足のせいである。
案外、神は過去にいる。

【TAROの日記】

2014/01/20(月) 08:34

三線

先週は、セミナーで沖縄に3日ほどいた。
石垣島には行ったことがあるけれど、本島は初めてだったけど、天候には恵まれなかった。

しかし、空気が不思議に良い。
参加者からは、調子に乗って「来年は石垣島で!」という話が出るくらいで、何か独特な空気があると思った。

基本的に仕事なので、別に何の観光は考えておらず、ガイドブックを見ることもなかったけれど、飛行機に乗っていたら、急激に、三線が欲しくなった。
昔、石垣島で買おうとして、土産物系のものしか見つからず諦めたのを思い出した。

でぇ、レンタカーで国際通りに行って買った。
高いのが欲しかったけれど、3万円くらいのがせいぜいで、それを買った(買った後で、専門の楽器店を見つけ地団駄を踏む・・)。

やることだらけなのに、さらに三線まではじめてどうするんだ?という感じだったけど、弦楽器に触ったことがあれば、それほど難しくない。ナンチャッテ!でならすぐに弾けた。
頭に、三線の旋律がいろいろインプットされているからもあると思うけど、ナンチャッテ!のレベルなら楽勝である。
だから、入門DVDを買おうと思ったけどやめた。

三線の音はいい。
沖縄の空気と同じように、どこか独特だ。
単純なリフの繰り返し、それもほぼペンタだけのリフなのだけど、あの独特の音が飽きを感じさせない。
思わず歌いたくなるけど、声が出ない・・。
三線とユニゾンで歌ってもカッコになるというのに、声が出なきゃ仕方ない。

欠点は音がでかいこと。
最初、ピックで弾いたけど、やっぱり、三線の用の指にはめるバチがいい。
音がぜんぜん違う。
ただ、音が大きいので、家族に怒られることは必然。
家の中で、カチャーシーが大音量(それも下手)でなっていたら、目障りで当然である。

あーー、しかし、三線の音はいい。
惚れてしまった。
あーーー、もっと良いのがほしい。
ナンチャッテ!なのに、もっと高いのがほしい。
もっと、良い音がほしい・・・・・・・・・・・。

今度、沖縄に行くときは、ちゃんと調べて行こうと思った。
おそらく、また買う。

【TAROの日記】

2014/01/09(木) 08:31

支配とunfinished

最近、iPhoneの調子、様子がおかしい。
どうもうまく動いている気がしない。
それで、音楽を聞いていても、アルバムを曲順に聞くことができなくて、ランダムにいろいろなものが飛んでくる。

それで、昨日、私の耳に飛んできて、そのまま私の方がはまってしまったのが『クラップ』。
スティーブ・ハウの名演であーーる。

どうして、イエスの3rdアルバムが、iPhoneに入っているのかも謎なのだけど、私はこの曲を数十年ぶり(?)に聞いた。
そして、耳に残ってしまったのであった。

そもそも、私が20代前半くらいに、ラグタイムに傾斜したきっかけがこの曲である(と思い出した)。
この1曲が私の人生を大きく彩ったのは間違いない。

高校生の時、この世にラグタイムという音楽があることも知らなければ、チャット・アトキンスの存在も知らなければ、バート・ヤッシュのことも、ジョン・レイボーンのことも、ブルース・コバーンのことも、リック・ランスキンのことも知らなかった私が、それでも、「こんなギターをやりてー」と思って手を出したのはクラッシックギターだった。

何とか、『アストゥリアス』に辿りつけたのでよかったけれど、もし、『アルハンブラ』あたりでウロウロしていたら悲劇だったわけだが、何の情報もない子供の私には、それ以外の選択肢はなかった。
途中、竹山にはまり、津軽三味線に行きそうになるくらい迷走した。

だいたい、私が上記のミュージシャン達をを知るには、それから約5年くらいかかっているのである。情報も少なくい時代のうえに、迷走しちゃったせいだろう・・。
でぇ、そのうち、きっかけなんて忘れてしまうし、自分がどうしてこの方向に動いているのか・・という疑問も浮かばないので、私は粛々と無意識に『クラップ』の影を追ってきたことになる。
ナント!昨日、それに気づいたわけなのだ・・。

きっと、私は、これ以外にも多くのことに支配されている。
本人は、わかっていないけど、その支配力は凄まじい・・。

ちなみに、昨日支配の親玉を見つけてしまった私の頭では、親玉が鳴りひびき続けた。
そして、こりゃ、演らないわけにはいかない・・ということになった。
でぇ、昨夜、やってみる。当たり前だができるわけがない。感触としては、スピードを60%くらいに落して、ナントカカントカ・レベルである。未だ、回復しない左手を呪いつつ、まー、こんなの昔もできなかったよな・・と思って慰める。

親玉が現れて、その支配力はさらに強固になった・・ということで、私は今、1年かけて挑戦しようと思っている。
まずは、コピーと暗譜の地獄が待つ。果たして、どうなるか?
それでも気づいた以上、やらないわけにはいかない・・・。あー、あー、気づかなきゃよかったよ・・。他にもやることたくさんあるのに・・。

【TAROの日記】

2014/01/08(水) 08:30

川の流れは右に流れる・・。

えらいことになっている。
今年のサマソニにロバート・プラントが来る。
ツェッペリンの曲を6曲以上歌うという約束付きはどうかと思うが、やっぱり聞きたい。

そういうわけで、今年は、久々のフジロック、サマソニ横断の年になりそう。
私は、サマソニの雰囲気は、あまり好きではないので、たっぷり体力ためて、適当に見たいのを見て、御大のライブに臨もうと思う・・・と家族の了解も取らずに決めている。

毎年、フジロックが終わって帰ってくると、妻に深々と頭を下げる。そして、言う。
「今年もどうもありがとうございました」
当然、頭はすぐに上げない。

今年は、頭を下げた後、ペロっと舌を出してサマソニにも行き、再び、頭を下げなくてはならないが、んー、説得力のある頭の下げ方ができるか微妙だ・・。

ところで、ロバート・プラント。
今年は、再びディランもストーンズも来る。
昨年は、ポールも来た。ガース・ハドソンまで来た。
こうなりゃ、デヴィッド・ボーイにも来てもらいたいところなんだが、それはそれとして、ここ十数年の外タレの来日は凄い。
子供の頃、レコード屋の二階で、フィルムのライブを見るのが贅沢だった身としては、いまだに、起きていることが信じられなかったリする。

しかし、紅白で北島三郎を見るのと、サマソニでロバート・プラントを見るのとどこが違うんだろうか?

最早、一緒だ・・・と思う。

76年にロックは死んで、パンクスにツバをかけられて、それでも生き残ろうと、ファンクや4打ちを導入して、いろいろあって、やっぱり北島三郎・・・・という帰着には複雑さを感じはする。
実は、現役の時には、クイーンが一番このことを理解していたことが、今となっては明確だけど、当時の私は若かったので、そういうのが一番嫌だったというのに・・・・・・・。

どんなものも右に流れる。
左で発生して最初は尖っているけど、だんだん右に行く。
私だって昔はかなり左だった。今も多少そうだけど、最早、右。左から来る若いのに、ツバを吐かれる存在だ。
今年は、紅白歌合戦で、あまちゃんを見て感激もした。
最近は、若いのになんて言われようと、ビルボードあたりでゆっくり酒を飲んでライブを見るのがいい。時間は短いが、最近は2時間が辛かったりするので別にいい。

しかし、サマソニ当日、私は必ずステージ前にいることだろう。
腰だけ気をつけよ・・っと

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2014/01/07(火) 08:30

仕事はじめ・・・なのか?

本日より今年の業務がはじまる。

7日。こんなに遅い日に仕事の一年がはじまるというのは、何か変だ。

もちろん、私は年末も年始も仕事をしていた。
ついでに、事情があって、ジョー・パスも練習しなきゃいけないし、いろいろ家の行事もあれば、スタッフが年始に来たりもするので、普段の日よりも忙しい。
そんなわけで、超多忙に変わりはなかった・・。

昨日は、社内会議だった。
午前中は、2時間ほどしゃべらされ、午後は課題を出した。

ところが、課題のクリアー度がとても低い。
もう、天を仰ぐレベルである。
決められた仕事はしっかりやることは大事だ。
それだけが役目の者もいるだろう。
しかし、それだけの役目でいいのか?という人もいるわけで、非常に行末を案じてしまう。

公務員ではないのだから、仕事は自分で作らねばならぬ。
だから、「何ができるのか?」という問いは、いつも考えていなくてはならない。

これは、我社がどうのこうのではなく、国民病のような感じがする。
平和ボケなのだ。

私たちは、きっちり歴史を繰り返している。
過度の文明化と崩壊の過程は宿命だ。

しかし、私たちは生きねばならぬ。
短い一生だから、長い崩壊の過程の中で、生きる方法はいろいろあると思う。
最後は、世の中がどうのこうの・・なんてことはどうでもよくて、どう生きましたか?ということでしかないだろう。
運命打開・・という言葉は、思いの外重いと思った年始の会議だった。

さて、今年もはじまりました。
どうせあっとういう間に過ぎます。
だから、今年も一生懸命生きたいですね。
それだけで、十分だと思います。

                           岡本 吏郎

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