月: 2011年12月
【苦しめTAROお仕事LIVE】

2011/12/29(木) 08:42

仕事おさめの静かな朝

多くの会社は、昨日で終わりのようで、朝の車が少ない。
雪景色の田舎は、とても静かで気持ちよい。
今日は、雪も降っていないので、景色がきれい。だから、なおさらそう思うのだろう。
なんとも言えない穏やかで、静かな空気は、仕事納めの日に相応しい。

短い365日を、とにかく駆け回って、終わる。そして、ろくに休まず、また走る・・・をなんだかんだと、もう18年ほど続けている。
でも、一度走り出すと、止まれない。止まったら、もう一度走り出すことができないと思うから・・・・・・。
そして、楽をしてしまうとクセになるし、打ち上げ花火を上げてしまうと大振りになるので、とにかく地味に淡々と行く。そんな気分で50歳までやってきて、現在も進行形。
それでも、こんな静かな朝は、大きく深呼吸して、じっと足を見る。
んー、立っている。当たり前だけど、立っている。とても自然に立っている。
こいつは、まだ走れそうだ・・・と頭はすぐに交感神経系に移行。
やはり、副交感的なことって一瞬しかできないみたいだ。

でも、自分のやり口というのは、基本的には、副交感神経系のつもり。あまり交感神経的なものは好きではない。やっていることと考えていることが相変わらず矛盾しているのだ。

しかし、この矛盾、悪くない。そう思う。
だから、来年も、大きく矛盾して歩もうと思う。

みなさま、今年も大変お世話になりました。
当社の今年の対外的お仕事は、昨日の『年末放談』にて終了です。
昨日は、仕事の合間と予測される時間帯に、たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
来年は、”亢龍”にならぬよう慎重に慎重に勤めていきましょう。表面的な明るさは要注意です。
では、来年もよろしくお願いします。

【TAROの日記】

2011/12/28(水) 08:29

軽薄な世の中は、さらに来年軽薄になって、そして、どうなるのかね?

気狂いのように仕事をこなし、ちょっとスキマ時間があると、大掃除をする・・・という3日間が過ぎた。
本日は、4日目である。

そして、仕事の勢いそのままに、掃除にも手を着けたら、掃除・・というか整理がことのほか進んで、昔のいらないものが鬼のように出てきた。
私自身が知らない資料類が大量。イッタイ、ワタシハ、ナニヲシテルンダロー?

そんな中の一つに、組織作り関係のDVD2枚セットがあった。
もらったのか、買ったのかはわからない。
日付を見ると、2007年。
なぜか、車の中で、このDVD2枚セットを見てみた。
講師は、私が知る限り、「絶対、組織作りなんてできないよなー、この人」というお方。
あ、そういえば、数年前に、当社のお客様が、ある組織作りのセミナーに参加して、おかしなことを教えられてきてたけど、あのセミナーの講師も、絶対、組織作りなんてできないという人だったではないか(笑)。

やったもの勝ち、言ったもの勝ちの世界なんて、こんなものなんだろう。
私は、DVDをお笑いの映像のように、笑って見てしまった。
実際、TVのお笑いより面白い。

でも、世の中、こんなものばかりだ。
たまたま、通勤時に(お笑い)DVDを見てきたから、こんなことを書いているけど、別に、こんなことは話題にすることでもない。

そして、タイトルを「軽薄な世の中は、さらに来年軽薄になって、そして、どうなるかね?」としたけど、そんなものはずっと続くのだ。
乗数効果がなくなっている世界では、それはさらに進む。
そして、それも経済だ。
供給する人がいて、消費する者がいる。
しょせん、どこに場所取りをするか・・という話でしかないのかもしれない。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2011/12/27(火) 08:37

年末は、飽きるのだ・・

年末です。
年末になると、やたらに聞かれるのが今後の見立て。

これをバカみたいに繰り返す言うのが年末の景色ですが、今年は、3.11以後、繰り返し繰り返し、いろんなことを言ってきたので、もうかなり飽きています。
確かに、見立ては時の進行と共に変わります。
今の私も直近の来年については、かなり見立てを変えています(大きな流れに変わりはないですが、目先は、案外コロコロ変わります)。

しかしですよ。やっぱり飽きます。
どうしていったらいいかの答えも明確に出ています。短期の見立てが変わっても、そこは変わりがありません。そして、それも繰り返し言っているのでさすがに飽きています。

しかし、しかし、まだ続きます。
明日は、恒例の『年末放談』
そして、年明けに、社内会議。
その後は、某所で4時間ほど2012年について、ワークを絡めて語り(雇われです)、ラストは、当社恒例の『年頭(としあたま)セミナー』と続きます。

気分的には、明日をアイドリングとして、社内会議に臨み、『年頭セミナー』で爆発の予定。
それまで、飽きずにがんばるしかないですね(『年頭セミナー』は、2012年に相応しいものを用意していますよ!!)

【TAROの日記】

2011/12/26(月) 08:55

過剰なもの

いつも言っているので、言いたかないけど、雪が凄い。
上から、どんどん落ちてくるのを見て、ため息が出る。
どうせ消えるものを一生懸命掘るというのは、とても人間的なことだけど、本当に嫌だは・・。

その雪だけど、上から落ちてくるのを見ていると、”過剰さ”の象徴に見えてくる。
世の中に流布する多くの”過剰さ”。”過剰さ”の発生に熱心な煽動者。被害に遭う弱者。世の中の一般的な構図だ。その象徴に雪が見えてくるのだった。

でも、雪は消える。
世の中の”過剰”は、消えるけど害を残す。

吉田兼好に言わせれば、私の生活態度さえ”過剰”だけど、そんなものはせせら笑うような”過剰”ばかりが世の中。だから、兼好さんが見たら驚くね!

そういえば、年末は、メールも過剰でいけない。
くだらんメールを毎日送ってくる奴の精神ってのも”過剰”なんだろうな。

“過剰”な者は、雪と同様に消えていく運命。しかし、それまでうざくて仕方ない。本当に、雪と同じだは・・。

【TAROの日記】

2011/12/22(木) 08:31

デタラメ言葉

昔の勤め先の定年で退職した先輩と現役の後輩と飲むことに突如なった。
でぇ、行った。
もう10年以上会っていない人たちだったけれど、全然そういう気がしない。
まー、10年以上を長い・・と認識していたことが間違いで、10年以上なんて短いのだろう。

そんなこんなで、「お久しぶりね」という挨拶もほとんど適当で、後は昔と同じように飲む。
今考えると、不思議だが、だれも近況を聞く者がいない。
昨日まで一緒に仕事をしていたかのように、別にふつーにバカ話をして酒が飲めるのは悪くない。

そもそも、私は自分の近況を話すのが嫌いだ。
なんと言っても、わかってもらえない感があるから・・。
何を話しても自慢に聞こえそうな気もしちゃうし、言語の共通性にも疑問を感じるから、どうしても苦手なのだ。

だから、それがほとんどなかったのはうれしいかったけれど、意外な伏兵がいた。
一人の方から、TPP問題について議論をされたのだった。
しかし、すでに引退をしている方の情報認識は、ヒューリスティックとポジション・トークの塊である。
私は、反対でも賛成でもない・・というか「わからない」の認識しかしていないので、その人の主張はどうでもいいのだが、仕事柄もあり、あいまいな事実認識や単なる感情から発した事実認識(「空想」と呼んでおります)には、どうしても反応をしてしまう。

だから、会話にまったくならない。デタラメ言葉コミュニケーションなのだ(この意味は、当社の『組織コミュニケーションセミナー(上級)』(第八回)の参加者にはよくわかると思う)。
私は、酒を飲みながら、デタラメ言葉ワークをさせられたのだからかなわない。
私は、10分ほど適度に突っ込みを入れてお相手をしたけれど、たまらなくなって言った。
「もうやめましょう。事実認識が穴だらけで意味がない」
あー、あー、言ちゃった・・である。
でも、まー、これがコミュニケーションである(これもセミナー参加者には、もはや、自明ですね)。

酒を飲み終わってから、無性に、知的会話がしたくなった。
本当に、歴史を肴に丸一日語り合って遊ぶかね?>Tさん

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2011/12/21(水) 08:40

やっと帰還。

12月だというのに、まったく事務所にいることができない・・というのは困った。
やっと帰還で、年末仕事へ。
ボーナスもまだ決定していない。

出張中、東京の街を定点観測してみたけど、動きは悪くない感じ・・というか例年よりも勢いを感じる街もある。
ただ、年配の消費が緩い印象を受けた。
今の時代は、若者は時代に鈍感。年寄りは時代に敏感・・というところなのかもしれない。

日本の先行きは、こうした景色を斑に描きながら堕ちていくのだろう。
来年は、少々マシな感じに見えてきたけど、時間が進むほどに状況は悪くなる。
何もしない・・とうのはそういうことだ。
ガルブレイスの言葉なんて、今の日本の政治家には無意味である。

今月は対照的なライブを見た。
新聞社主催的な雰囲気、そして、よくわからないで来ている客が多いライブ。
そして、私を含めた多くが一人で来ている変な客ばかりだったライブ。
前者は、2100万円のギターの展示を筆頭にお祭り的で、雑誌でも提灯記事が目立ち、
後者は、「また、進化したら帰ってきます」と一言だけ。これで活動休止なのに”今日が最後”という雰囲気は皆無。

そういえば、映画もそうだ。
典型的なシネマからシネマトグラフまで見た。
21世紀に、シネマトグラフが見れたのは驚いた。
表現の世界は、面白くなっている。
そして、シネマトグラフの先の方へ強引に分け入った映像も見た。
なかなか、面白いことになっていると思った。
あえて、ミュージシャン名も映画名も書かない(映画名は、どうせ、メルマで出てきます)。タイトルよりも現象の方を強調したいので・・・・・・。

理想に徹底的にこだわったホテルにも行った。
名前は聞いていたが、あれで儲かるのかと不思議になった。
食い物は、間違いなく、ロブションよりもよかった。
今度は、仕事をしに1週間くらい行きたいもんだ・・。

まだらな景色は、小さくなっていく市場が単純に小さくならないことの結果だろう。
何もかもが、個性的に縮んでいく。

評論家は、目の前のものを無機質な物体として見るが、複雑なものは単純な無機質ではない・・と私が言う必要はないだろう。
個性的な収縮が、多層的に起こる社会は、おそらく悪くない世界だ。
そして、要は、小さいところにいることだ。これは自明だろう。

私たちは、現実社会で、シネマトグラフを見る。
人生も社会もそんなものなのだ。

でも、そんなもの上で演出できる個性の可能性は多様であり、実行も難しくはない。
収縮とは、深耕でもあるからだ。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2011/12/08(木) 09:13

これから温泉会議のため、会社をあげて出張

私は、社員旅行が嫌いで嫌いで嫌いな人だった(昔)。
でも、みんなの総意は、そうでもないらしい。

でぇ、これから群馬の温泉へ。
この年末の忙しい時期にバカである。

しかし、ただの社員旅行は嫌いなので、会議&個人面談付きである。
半分くらいは、私がしゃべるので、まー、温泉滞在型ワークショップみたいなもんだな・・。

しかーーーーーーーし、そんな日程が入っていることも忘れ、出張に勤しんでいたので、準備が全然できていない。
そんな状況のまま、これより出発。

はー、会議なんていいから、ゆっくり温泉につかりたい・・。

【TAROの日記】

2011/12/07(水) 08:51

最早、新聞社主催系の動員は終わっているのに・・

やっと出張から帰ってきて、新潟で仕事です。
しかし、明日から、社内の温泉会議でまたいない上に、来週も全部出張です。
あまりにも、時間がありません。

そんな時間がない中で、クラプトンとウインウッドのライブに行ってきました。
最近のウィンウッドは良い仕事をしているうえに、あのブラインドフェイスの一端が見れるわけですから、見逃すことはできません。・・・・・・と思いつつ、期待はずれの心配もありましたので、チケットは購入せずにいました。

ところが、東京で土曜日が突然空くことになったので、急遽行って参りました。
席は、アリーナの前から10番目くらい左よりなので、良い席をゲットできました。

しかし、武道館に入ってすぐに違和感。
とにかく、毎度の雰囲気と違います。
それに女性が多い。

クラプトンと女性ファンって、過去では考えられない組み合わせですし、過去のライブでも女の人はあまり見たことがない。
ところが本当に多いのです。

アリーナに入っても違和感は続きます。
地方の新聞社主催のライブと似たような、いやーな感じ。

そして、そのイヤーな感じは、待っている間の周辺の会話でさらに大きくなり、ライブが始まった瞬間に確信になりました。
考えてみると、クロサワ楽器の50周年・・という冠が付いたライブなので、おそらくそういうことなのでしょう。
クラプトンの名前を知らない人は今やいませんから、チケットのノルマで来た人々が多くいたとしてもおかしくありません。

後ろで、若い企業家らしき(会話でわかった)おにーちゃんが、「あのドラム悪くないなー」などと言ってるのを聞くにおよんで、殴りかかりたくなりました(ステーブ・ガッドを知らんで、偉そうに語っているというのは冒とくものです・・)。

最初、エンジンのかかっていなかった演奏は、中盤当たりから非常に良くなり、聴きたい曲もほぼ聴けましたが、んー、世間が評価するほどに、提灯な感想は言えない感じでした。

クラプトンは、次々とシグネイチャーモデルを乱発しているほどに、お金稼ぎに忙しいようなので、最早、ブランドの毀損など考えていないでしょうし、そもそも、毀損することなどないのでしょうが、ここまで来た大衆路線には疑問が残ります。

前回はデレクトラックスを連れてきて本気度を見せてくれましたし、今回のセットもかなり良かったのも事実です。
さらに、良い音楽をたくさんの人に聞いてもらうことも悪くはないし、啓蒙にもなるでしょう。

しかし、毎度のお約束ごとですが、大衆化はコアなファンを捨て去ります。
彼のアルバムをたくさん持っている人間がライブから足が遠のき、付き合いとか名前が有名・・という理由で一度くらい見ておくか・・という人がライブにたくさん現れるようになるとうのは微妙ですね。
年齢的に、新しいことをし続けるという位置にいないのはわかるけど、残念でなりません。

2011年12月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページトップヘ