日: 2012年6月11日
【TAROの日記】

2012/06/11(月) 08:30

部活

はーーーーじめて、中学3年の息子の試合を見に行く。
彼が野球をはじめたのは、小学校4年生くらいからだから、親としては最低な奴である。

ちなみに、試合は勝った。これで地区の代表の一校として次の大会の出場が決まったらしい。
代表とは言うけど、この段階では、代表というレベルではない数なので、まーだまーだらしいが、彼の野球生活は、この勝利でもう少し延長されることとなった。

試合が終わって帰ろうとすると、負けた相手チームと遭遇。重い雰囲気が伝わってきた。
これで、人生が終わるわけではないけれど、彼らにはすべてなんだよなーと思いつつ、うちの息子のチームにも、この時が来る。

・・というか、誰にでも来る。
だから、勝ち方よりも負け方を熟知しておく方がいいに決まっている。

ところで、試合を見ていて、中学生の野球なれど、よく訓練されていると思った。
その動きを見ているだけで面白かった。
その動きの一つ一つは、ムダな結果に終わるものが多い。当たり前である。
でも、ムダだからといって実行しないと、とんでもない敗北が待っている。

本当は、ビジネスの世界でも、このような訓練が必要だと思う。
ビジネスでは、その訓練がない。そして、「どうにかなる」が横行する。

「どうにかなる」と思いがちの人間を動かすのには、チームワークだけではどうにもならない。
そこには、強力なリーダーシップと訓練が必要になる。

強力なリーダーシップと訓練の前には、必ず脱落者が現れる。これも当たり前のことだ。

日本の組織論、そして、アメリカの組織論が、ずれていると感じるのは、ここら辺についてちょっと考えてみてもわかるところだ。
でも、逃げ道が欲しい弱い経営者に、いつまでも人気のあるのが巷にあふれる組織論・・ということになっている。

みんな部活をやらなかったのかなー?

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