【TAROの日記】

2012/08/16(木) 08:28

服を売る

インターネットのおかげで、周辺情報の到達可能性が高くなった・・と当たり前のこと言って前置きにしつつ、
そんなわけで、私でも、いらない服を売ってみる気になった。
妻が時々オークションで売ったりしていたけれど(これが結構高く売れるので驚く)、まとめて業者に売るというのは簡単でよい。

遊びで6着ほど売ってみると、33,000円にもなって驚いた。
よく明細を見ると、デニムの一本が9、800円で売れている。
よくわからないけど、市場評価が高い一品だった模様。
でも、こっちが高いかな?なんて思ったものは1000円だったりして、門外漢にはわからん世界だと思った。

これをよしとして、段ボールにしまってあるいらない服を手当たり次第に30着用意。第二弾の実行である。
ところが、ほとんどが10円にしかならず、合計で8,800円。
30着もあるのに、あのデニム一本にもならんとは・・・・・・・。

妻は、オークションならもっと高く売れるのに・・と悔しがるけど、そんなことはいちいちしていられん。
これがCDやギターならいくらか相場観がある。
私はサラリーマン時代、セドリのようなことをCDでやっていたことがある。
すごく価格査定の甘いフランチャイズらしき中古CD屋があって、そこのフランチャイジーの主らしき素人おばさんの査定がとてもハッピーだったのだ。
出張で東京に行くと、エグい価格で中古CDを手に入れ、それをカセットに録音して、売りに行くと、買った値段より高く売れるのだった。規模は小さいけれど、時々市場に現れる矛盾を手にできてとても楽しかった。

市場は、流通ルートのどこかに素人が入ると、突如ほほえみを見せる。服に関して言えば、まったくの門外漢の私が、市場からやられる立場にあるわけだけど、まー、これは仕方のないことである。
なんだかんだと言っても、情報の非対称性というのはネットがあろうとなかろうと有効ということなのだよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


2012年8月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページトップヘ