【TAROの日記】

2014/09/11(木) 08:35

病気はここまで進んでいたのか・・

次女が帰ってきた。
長女と違って、こいつはよく帰ってくるので、東京に行って半年だけど、比較的会うことが多い。
しかし、私はいまだに彼女がどこに住んでいるのか知らない。
長女の時は、5月くらいに「おまえ、どこに住んでいるんだー?」と電話をして訪ねて行ったが、次女には電話をしたことがない(気づいたので近々行こう・・)。

その次女が帰ってきていきなり言う。
「コピーのやり方を教えてくれ」

まー、教えないことはないけれど、そのためには理論を少し知っていないといけない。
先輩は慣れだと言っているようだが、そんなわけはない。慣れはもちろん必要だけど、理論を知らなくて、テンションとか6度などの対応をちゃんとできるわけはない。

と言って、チャカチャカとB♭m7(9)~A7(-5)~A♭△7~A♭7(13)~A♭m9~D♭7(9)なんて進行を弾いてやると、「そういうの、そういうの、コピーしたい曲、そんな感じ~」とお気楽に言う。

そりゃ、おまえ、今のお前には逆立ちしても無理だ~と言うと、どこかに行ってしまうので、「とりあえず基礎中の基礎を教えるな」と言って、質問した。
「キーがG(ト長調)だと、シャープはどこにいくつつきますか?」

ピアノをやっていた娘には楽勝の問題と思いきや、わからん・・と言う。
「中学校の音楽の時間にやったはずだぞー」
と言うと、習っていないと言う。
そんなわけはないはずなのだが、おかしい・・・。

でぇ、朝気づいた。
ピアノをやっていれば、各キーのスケールは死ぬほどやらされるはず。だから昨日の質問はわからないわけはない。
それを妻に言いうと、「んー、彼女たちはもしかしたらやっていないかもしれない」と言う。

そりゃ、どういうことだ?
ピアノ習っていて、そんなことがあるのか・・?

どうもあるらしい。

この国の「お気楽極楽。目先が良ければ全て良し」思考(病気)は、こんな教育の段階にも介入しているらしい。

それでも、昨日は、コードの仕組みとダイアトニックコード、移動ドの意味、ちょっとだけ理屈でテンションを教えた。
これを元に、今日は具体的なコピーに入る。

果たしてできるのか?
どんな曲をコピーするのかわからんが、最近のJ-POPは凝っているので、これでは太刀打ちできない可能性もある。
でも、これを機会に、基本の大切さを知ってもらえたらいいなーと思う。

仕事でもなんでも、全部一緒だ・・。

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