【毎日が哲学(土・日・祝祭日 休業)】

2004/10/27(水) 08:55

「毎日が哲学」119日目

昨日、余震に震えている私たちの元に、数名の死者を出している地域の人が、寸断されている交通網をぬってやってきた。

「大丈夫なの?」と聞くと、「ええ」と普通のように言う。
あまりにもテレビの画面の印象と彼の態度の違いに驚いた。

被害が大きかった地域でも、かなり明暗を分けたらしいことがわかった。
そして、彼の住む近くでは電気もつかない大変な状況だというのに、彼のところは何ともないという。
ただ、本震と余震が怖いだけだそうだ。

そこで哲学。

「全体で捕らえてしまうと、真実が見えなくなることがある」

いやー、今回の地震は、情報のとらえ方という意味で勉強になっている。
安心してたら、近所が大変。
と思うと逆に、
大変と思っていたら、そんな中にも何でもないところがある。

毎日、きつねにつままれているぞ・・。

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