【苦しめTAROお仕事LIVE】

2005/10/28(金) 01:23

『週刊 岡本吏郎』いよいよはじまります。

まとめることで失うもの。
これはたくさんある。

世の中には、「わかっている」と勘違いしている人がウジャジャいる(私を含む)。
平気で「これが答えです」と言い放ってしまう勇気のある人もウジャウジャいる(こういう人には私はなりたくありません)。

この間、私のセミナーに出ていただいたOさんが電話で最初に言ったのは、
「わたしは、そんなことわかっている病にかかっていることを知りました」
だった。

Oさんはセンスがいい。
これがわかれば、五合目は近い。
そして、ビジネスはそこからはじまる。

世の中は、情報革命前夜にある。
このことはいつも言っていることだから、繰り返しになるけど、今は情報革命前夜にある。

この前夜に起きていることが、「そんなことわかっている」病患者の輩出。
そういう点では革命は粛々と順調に進んでいる。

面白いことに、その一翼を担ったものの一つに「ビジネス書」というのがあった事実は面白かった。
しょうせん、多くのムーブメント同様に、「ポスト○○」の繰り返しでしかないのだが、市場が未成熟のため随分新しいもののように物事は進んだ。

そんな風景を眺めながら、「あーー、もうそういうのはいいや・・」と思ってしまうのが私の欠点。
でも、思ってしまうんだから仕方がない。

そういう点で、『週刊 岡本吏郎』というネーミングも本当にイヤだな・・とは思うんだけど、ここらへんがマーケティングというジャンルの嫌らしい点だったりする。

さて、粛々と進んだ情報革命を蹴飛ばして、本当の情報革命を先取りしたいなという気分はいつもある。
それが何かはわかっている。
どういう方向かも見えている。
ただ、どうやったらいいかがよく見えない。

そんなわけのわからない空気を編集方針に『週刊 岡本吏郎』がはじまります。
このメールマガジンのために、某出版社からの出版予定だった企画も一つつぶしました。

そんなわけで、私のビジネス書路線は、今後、このメールマガジンに集約していくつもりです。
当然、まとまったものが本になる可能性もありますが、その場合もそのままで出版することはありません。

こんなこと言っていますが、これから毎週大変だな~。
まぁ、自分で決めたんだからやるしかありませんね。

あいかわらずですが、また苦しんでみようと思います。

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