日: 2006年12月8日
【最近賞味したもの】

2006/12/08(金) 05:09

『武士の一分』

カメラが良い。
この脚本には、とってもフィットしている。
これに尽きるかな・・?

個人的には、このラストは好きではない。
原作は本当にこういうラストなのか?
藤沢周平を一度も読んだことがないのでわからない。
山田洋次監督が変えた可能性もある。あまりにも予定調和なラストは山田節ではあるけど、ちょっと月並み過ぎないか?

それでも、良い映画だ。
役者とカメラの格闘を見た。

一番気に入ったのは、エントロピーが低いこと。
ここまでエントロピーの低い時代劇は過去にはないのでは?
でも、この方が本当の江戸時代っぽい。そういう感じが凄くした。
日本はずーっとつながってるんだもんね・・。

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