2006/12/26(火) 05:22
ブログというのは、個人の排出物でしかない。とは思う。
しかし、トイレでするのとは違いマル見え。
その微妙な感じが変な自己表現の場にしている部分はある。でも、そうであるから押さえなければなら「たしなみ」がある。
だから、ここで『マニアの受難』について書くのは掟破りのように思える。
でも、書いちゃうんだよな~。備忘記録としても書いておかないと・・・。個人的には歴史的なことなので。
1986年に目の前に現れた『マニアの受難』という表現。
20年後に、それが映画のタイトルになってしまった。
画面で語られる角度90度の悩み。有名になりたいスケベ根性と自分の美意識の矛盾。
しかし、彼らは譲れないモノを守った。
これは、音楽市場では希有な例かもしれない。
そして、だから今も続いている。
そこで静かに哲学。
「しつこいようだけど、”だから今も続いている”」
続くことに意識はなく。
続けないことにも意識はない。
だから、今も続いている。
一瞬の花火を批判しながらも、その批判の裏に続く事への意識があったら一緒ってこと。
そんなことを静かに語られてしまいました。
続かないように続ける。
その微妙なエントロピーが重要ね。
個人的発見。
もしや、ボクがエントロピーの大きなモノが大嫌いな理由は、この人たちと30年間つき合ってきてしまったからかもしれない。
来年から、静かな人たちが主役の時代が来る。
一生懸命という危うい言葉から脱皮する時代が来る。と言うか来るといいな~。
追記
ライブアルバムに声で出場してしまっていましたが、映画でも数カット、ワタクシがおりました。
DVDは記念に買わねば。
でも、このシャイネス達の歩みは、一つのメルクマールになるので購入して再度見るのもアリでしょう。
追記2
「マニアマニエラ」な景色ではじまって「青空百景」な景色を対比させ、歩みを時系列に語りながら、ingを見せる。すごく秀逸な構造に拍手。よくこんな構造が思いつくよな・・・。まいりました!!
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