【無理に哲学】
時代22009/09/08(火) 04:02
でぇ、昨日に続き、
ジョン・レノンは、こんな風に語ります。
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僕らだって何かに影響されたんだよ。
そのときそこにあった何かに。
誰が何を最初にやったかなんて、
考えても意味がない。
僕らは60年代の一部なんだ。
すべて、自然に起きていたことだ。
(ジョン・レノン)
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このジョンの発言を最初に発見した時は
喜びました。
そうか、ジョン本人もそう思っていたんだ・・
と思いました。
でぇ、その私の思っていたことは、
『週間 岡本吏郎』の11月と来年の1月に
書きます。
それは置いておいて、
テープの逆回転やフィードバックなど、
ジョンが”最初”のものって多いのですが、
全部、自然に起きたことなんですね(やっぱり)。
オレが考えた・・なんていうのは意味がないのです。
この意味は、プチ・グルコン参加の方々はよくおわ
かりだと思います。
「そのときそこにあった何か」が何んなかはわからなかったし、「すべて自然に起きていたことだ」と言われてヤッパリと納得し腑に落ちるといった感覚もありませんでした。そして今も、どんなに目を凝らしても、せいぜい岡本さんの言葉が見えるのみです。悲しい現実ですが、でも救いはあると思っています。詩人ノヴァーリスは「見えるものは見えないものに触れている」と言っています。それにすがって今日から、岡本さんの言葉に触れることでその言葉が触媒となって、その先の見えないものに触れているのだと思い込むことにしました。勿論見えてない現実を忘れることはありません。