日: 2014年4月2日
【TAROの日記】

2014/04/02(水) 08:31

只者でない”間”

あまちゃんスペシャルビックバンドのDVDを見る(第一部のみ)。

朝ドラでクレッツマーが高らかと鳴ったのは音楽好きには事件だったわけだけど、その音楽が世間様からも受け入れられ、大友良英の臨時バンドがライブまで行うことになった・・というのは結構びっくりだった。
でぇ、ライブには必ず行こう・・と思いながら日が合わず、ついに逃してしまった。

このDVDを見ると、行けなかったことがあまりにもあまりにも悔やまれる・・。
朝のテレビではわからなかった後ろで鳴っているチンドンのリズムなどに感激しつつ、そのアンサンブルの素晴らしさに狂喜した。
消費税増税前に、駆け込みで買った(?)唯一のDVD(映画でなくてごめんね)は、十分の価値があった(まだ第二部見てないけど・・)。

映像の中で饒舌に曲の解説をする大友良英は意外だった。
私は、この人が話しているのを初めて見たかもしれない。
そして、この人のギターを見ていたら、ちょっと伝染った・・という言い方は失礼だが、そんな気がする。5弦、6弦あたりの抜け具合が少し身体に入ったかも?
ズボンズのドン松尾の言うことが少しわかったような気がする。

ところで、大編成のバンドの音で、私が一番感激したのは、”間”だった。
“間”が泥臭いのだ。
泥臭い”間”って何だ?と自分でも思う。でも、そうなのだ。
あの瞬間の”間”に、演奏者たちの体内ではどんなリズムが流れているのだろう?と思った。
あの”間”は、只者ではない。

・・ということで、いろいろと参考になるDVDでもあった。
CDではなくて、DVDにしてよかった・・。

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