日: 2014年8月1日
【TAROの日記】

2014/08/01(金) 08:40

ソーバットレビュー

今回のフジロックで、ソーバットレビューが出た。
70年代の伝説の関西ソウルバンドである。
確かアルバムは1枚しか出ていない。今回は70年代以来の復活らしい。
このバンドは、山岸潤史と石田長生の2枚ギターが看板だった。

残念ながら、隣のステージのジェームズ・イーハーを見に行きたかったので、最初の15分ほどしか見ることができなかったけれど、山岸潤史のギターはよかった。

今はニューオリンズ在住でもあるし、時々、日本でライブはやっているようだけど、こっちの都合とあわなくて、この年まで、彼の音を生で聞くことはなかった。だから、発見レベルに感激した。

一言で言うと、彼のギターは、観客の腕を上げると思う。
そういう音で、そういう弾き方なのだ(と私は思った)。

良い物を見ることの重要性、良き者と付き合うことの重要性を炎天下のフジロック会場で見たような気がする。

逆に言えば、つまらないものが多い世の中では、慎重に行動しなくてはならないことを意味する。ネット後の世界ではなおさらだ。

ただし、私たちの行動は、ネットのお陰で、その慎重さを少し手に入れ始めていることにも気づく。
私は、昨日あるモノを探していた。
条件としては、
まずPPC広告を出していないこと。
「すぐ」とか「便利」という言葉がないこと。
HPが型にはまったものではないこと。
お客様の声がないこと。
どこにリンクされているかをそれなりに見つけること。

こんな条件で探すと、何かを探すのも一日仕事だけれど、何とか見つけることができた。
考えてみると、ネット前の世界に戻っているのだ。

そう。これでいいのである。
昔も今も、良きものとの出会い方には、情熱がいる。当たり前のことだ。

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