【苦しめTAROお仕事LIVE】

2016/03/07(月) 08:46

マダラ模様

久しぶりに、代々木から渋谷まで明治通りを軸にウロウロしながら歩く。
待ち合わせ時間までかなり余裕があったので、十分楽しめた。

動線をウォッチングする面白さは、景色の変化よりも人の動き。
歩いている人種、数などが数十メートルの違いで大きく変わる。

さらに、特定地点の時間経過を流れで見れるのも面白い。
今回も、私が尖っているという意味で注目していたアパレルの店がなくなり、数年前まで小さなカウンターで細々やっていた近くのサードウェーブのコーヒー店が、外国人も含めた列になっていたのに驚いた。もちろん、カウンターも前よりも大きくなっていて、ディスプレーなども凝っていた。あの脱サラ・にーちゃんの家内制手工業みたいな佇まいからは想像できない変化である。

でぇ、今回のウォッチングでは嫌な発見もあった。
素敵な場所に人があまりいないのだ。
あまりの静けさに、私は平日だと思って歩いていたが、原宿の中心地帯に足を踏み入れると物凄い人。
それで、土曜日だということを思い出した。

人が特定の場所に集中している。その度合が過去よりも激しくなっていると見た。
これは、私のここ数年の見立てとは逆の景色だ。
大衆は減り、消費はさらに高度化している。
だから、大衆が集まる場所は、いくらか人が少なくなっていると想定していたので驚きだ。
おそらく、外国人観光客が大量に含まれているからとも思われるが、それにしても素敵な場所が閑散なのをどうとらえたらいいのか・・。
どうも最後の牙城も崩れてきている・・ということになるだろう。

しかし、先週のオペラは、その入場料の高さとは反比例して、満席だった。
おしゃれな人たちがたくさんいた。

そんな景色のマダラ模様を感じながら、次について考えている。

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