【ワークに関する二三のことがら】
「Thelonious Himself」 Thelonious Monk2006/07/15(土) 05:31
2004年12月のワークはセロニアス・モンクというビューティフルな変人を肴にワークを行いました。
この人のメロディーは、クセになったら抜けられない独特なものがあります。嫌いな人は嫌い。はまる人はとことんはまりますね。
私は「超」がつくほどのモンク・マニアではありませんが、それでもジャズミュジシャンの中では最も好きな人です。変さがいいんですよね。
まぁ、モンクを変人と言っても、当時のジャス・ミュジシャンはみんな変人のようなものですから、普通という方が変かもしれません。
まぁ、プロの世界では、普通の人の仕事ではどうにもならない。凡庸では何も創れないのでしょう。
これは中小企業も同じ。
1冊目の本にも「いい人」は中小企業の社長としてはダメだと書いていますが、自らが環境に対応して生きる世界でも、少々変なところがなければ、どうにもなりません。
しかし、悲劇なのは、普通の人が経営者になってしまうこと。
これは中小企業に限りません。
大企業も、調整型のサラリーマンや官僚型のサラリーマンがトップに立ってしまうことは多いものです。と言うか、組織では変人は居場所がなくなりますから、大企業は、存続そのものに危険が潜んでいますよね。
そういう点で、中小企業の方がマシかもしれません。
いずれにしても、変人というのは、案外、続けるのにエネルギーがいります。
そもそも、人に合わせておく方が圧倒的に楽。私たちって、相手がバカだと気づくと一言も話さなくなるじゃないですか。その方が楽ですからね。
ですから、「変人を続ける」というのは、一つのテーマになる。
個人的には、そう思います。
変な自分を愛する。これこそ中小企業経営者の人生じゃありませんか!
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