【苦しめTAROお仕事LIVE】

2005/02/13(日) 05:47

煩わしいことだらけだぞ・・

N君に「ごめん」と謝って席に座る。
最近の書店は、中の喫茶店で好きな本を読みながらお茶が飲める。
新書を好きに読めるマンガ喫茶みたいなものだ。でも、どうなのかな~?
読み終わった本をかたづけている店員を見ていると、この本がどこに行くか気になる。当然、本棚に戻るはずだ。
「オレは人がお茶を飲みながら読んだ本を買わされるのか?」
と思う。

だいたい、本をお茶飲んで試し読みする。そして、買うなんて言うのが許せん!
本はギャンブル色があるからいい。これはCDや映画、演劇なんかもそう。CDなんてジャケ買いが面白い。
本だってそう。あの大海原から光のものを探すのが面白い。それを試し読みなんて、いかーーーん。そんなことしてたら、選択眼なんてつかないぞ~。
少ない給料の中から本を買う。どれがいいかは読まないとわからない。だから本選びは面白い。と個人的には思う。まぁ、世の中はいろいろなので、意見もいろいろ。これは個人的考え方でしかない。でも、そういう男が見ると、あの試し読み景色は気に入らない。
「立って読め~」と叫びたい。

そんなことはどうでもいい。
打ち合わせだ。
実は、4冊目の本の題名が決まらない。と言うか決める気がないというか何と言うか・・・・。
どうも題名を決める気にならない。
でも、N君は言う。
「どうしますかねー?」
そこで適当に答える。
「“成功者は片隅で笑う”どう?これで決めない?」
鼻で笑われて無視される。
「いいと思うんだけどなぁー」と気持ちにもないことを言う。

どんな時でも決まらない時は逃げるに限る。
決まらないままがいい。その状態は大変気持ちが悪い状態だけど、それを楽しめないと良いものはできない。最近は、このイライラが嫌で安易な方法を取る人が多いんだよな~。
そういうことで今はいい。まだ時間はある。まぁ、ゆっくり考えましょ!

N君と別れて、A社へ。
これから「2000円で生岡本」という変なセミナーをやるのだ。これはボクの思いつき。まぁ、いつも「思いつき」だから、それが普通なんだけど・・・・・・。

3冊目の「裏帳簿のススメ」がベストセラーになったときは困った。A社から「次の本、次の本」と背中を5回も6回も押されるのだ。
でもね~、電子レンジでチン!とやることもできないし、変なものは書きたくない。それで、適当にフラフラしていた。
ところが、それでも敵も去る者。逃がしちゃくれない。そこで口から出任せで言った。
「“2000円で生岡本”というセミナーをやろう。参加者を抽選で選んで質問をしてもらう。それにボクが答える。それを本にする。どう?」
この冗談話は光速で決まった。何せ、言った先から会場候補から参加人数まで決まった。ついでに飲み会まで決まった。

A社では今まで担当のTさん以外に会ったことはなかった。しかし、いきなりたくさんの人が現れた。「あ!他にも人がいる」と素直に思った。あまりに一度に挨拶されるので誰が何しているのかよくわからなかった。
それでも、時間になると「2000円で生岡本」は始まった。

やってみると意外に面白かった。
普段会ったことがない人が多く、新鮮。質問も面白い。
終わってからの飲み会でペラペラ話した内容も全て収録された。これがこれからテープ起こしされ本になる予定。
「こんなものが本になるのか~」と思っていたけど、この日から2ヶ月後には原稿が現れる。パラパラ見るとびっくり。ちゃんと本になっている。
ただし、この原稿をもらって約1ヶ月半の現在、実はまったく目を通していない。こんな文章書いていることがばれるとA社からムチを持ってTさんがやってきそうだ。
「幻になったら怒るだろうな・・・」
と思いながら原稿のことは一回忘れようと思った・・。

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