【理由をつけてコメントに反応】

2006/07/27(木) 09:44

まとめてコメントに反応(約一ヶ月分)。長いです。

さぁ~今日は残務整理だーぁ!!って思っていたら、細浦さんから長文&普通の人には意味不明のコメントが入っていたので、大学一年の時に、『フラワーズ・オブ・ロマンス』にやっぱり填った私オカモトが反応します(おいおい、残務整理はどうすんだい!)。

&その他、だいぶコメントに反応できなかったので、まとめて反応します。

ってことで、細浦さんの「誰が理解するんかい!こんな書き込み」から反応させていただきます。
実は、来年の12月に出る予定の私の本(予定では、これ以降は、ちょっと本との距離を置く予定です)のモチーフは『気狂いピエロ』です。

そう言えば、今は『気狂いピエロ』(@ゴダール)って書いてはいけないんでしたよね。『21世紀の精神異常者』(@キングクリムゾン)なんかもそうだそうで・・・・・。
でも、ブログで誰もが自由に表現しちゃうと、『チビ黒サンボ』も書けてしまうわけで、ある面、時代のナンセンスが少しは解消されるのかもしれません(と言いながら、ここに書いてもいいのかな?&罰せられたりするんだろうか?)。

筒井大先生が、断筆をしたのも時代ならば、こんな表現ツールで時代なんて飛び越して「何でもアリ」なのも時代。
そういう点で、今の時代も、ヌーベルバーグで、ニューウェ?ブで、ボサノバなんだなーって気がしますね。ついでに、やっと「ポストモダン」なのかも?なんてことも一部思います。

ジョイディビジョンは、当然、私も好きです。
自殺の系譜というか死の系譜っていうのは何かありそうですね。
でも、「生き続ける者」の系譜もある。

死んだ者たちが残したイコンの美しさばかりが語られやすい世の中ですが、「続く人生」で格闘する姿の方を美しくとることができない私たちの精神の貧弱さは何なのでしょう。
あのマイルスだって、70年代以降は賛否両輪。復活以後は、否の方が強かったでしょう。それが、今は特集を組まれて褒めちぎられたりしている。
「誉めるなら、生きているときも徹して誉めろよ!」って思ってしまいます。

『アバロン』?アンディーパトリッジと、細浦さんは70年代?80年代前半をさらに徘徊中のようですが、「続く人生」を生き抜く仕事師たちの「今」も見てあげてください。
ちなみに、ここ数年で、私が最も「まいった!」したのは、スティーブ・ウィンウッドの『アバウト タイム』。
60年代オヤジ(と言ったら怒られるか?)のイキイキとした「今」に驚きました。

おお、ヤバイヤバイ!
私も、「誰が理解するんかい!こんな書き込み」になっていそう(イツモソウカモシレナイケド、トリアエズ、ジジツハ ムシ)。
ってことで、ここら辺でやめておきます。
セミナー中にも、一部好きな人で盛り上がりましたし、あの時も言いましたが、私は、次の時代のヒントは、ほとんど「ここら辺」にあると思っています。機会がありましたら、またおしゃべりしましょう。
なお、この文章は、一応、表面的にも読めますが、好き者に裏読みしていただけるように書いたつもりでいます。伝わるとうれしいです。

大閑動人さんには、赤面するようなお誉めを頂きましてありがとうございます。
いつも辛口コメントに反省しているので、誉められると変な感じです。

ただ、文章というのは、書き手の役割は30%くらい。主役は読み手にある。ですから、読み手の能力次第で、掴むものは違うんでしょうね。それは、書き手の意図を越えることも当然あるでしょう。そういう点で、短時間でチャカチャカと書く文章から、何かを掴んでいただくというのは、ご本人の能力の問題だと思います。書き手は、イタコみたいなものですね。
とりあえずは、たわいのないブログをお誉めいただきありがとうございます。

「こんにちは」さん、『中年 パンダ』(ニュースレター合冊版)をお買い上げいただきありがとうございました。
実は、来年、合冊本をお買い上げいただいた方々の中から抽選で無料解説セミナーを行う予定です。
誰が当たるか分かりません。確率は四分の一くらい。当たっても迷惑かもしれませんが、お楽しみに!

フレッシュネスバーガーのゆりこさんのコメントは、「なるほど~」と思いました。
店に入ったとき、マッドネスと店の雰囲気のフィット感は、ちょっとしたカフェを感じさせましたね。

「次に来る者たち」のクール消費を想定すると、これからは今まで以上にこういった感性がないビジネスは苦しくなりそうです。
「情報にしにくい情報」の価値は、これから自ずと上がりますから、こういった「雰囲気」とか「組合せ」とか「流れ」なんてものに敏感でいたいですね。

セミナーでお会いさせていただいた方々(鏡さん、商工会さん、大瀬さん)もコメントをありがとうございます。
昨年の暮れから、『ナマ岡本にQ&A』なんてことを遊びでやったり、久しぶりにフォレストさんでも話させていただいたり、それ以外にも、ちょこちょこっと影に隠れて短時間のセミナーをやっています。
いろいろな出会いをいただき、普段お付き合いしている方々とはちょっと違う方々と会えるので楽しいですね。

調子にのって、来年は少しワンデイのセミナーをやろうと思ったのですが、『週刊 岡本吏郎』でアンケートを取ったら、アンケートの回収数が2桁という惨憺たるものだったので、「やっぱりやーめた!」と今は思っています。

まぁ、どちらかいうと「つちのこ」みたいな奴なので、あまり表には出ないでいようかな・・と思います。「つちのこ」が表に出たら変ですもんね。
しがらみなので、出ざるを得ない、出版せざるを得ない、しゃべざるを得ない・・などと呪縛はどうしてもありますので、また発見したらよろしくお願いします。

波平さんは、この間の新潟市でお世話になりました。
あの時、オフでコメントしたので繰り返しませんが、『ビブラトーンズ』のライブ音源をありがとうございました。

波平さんは、戦略が曲がり角にあるようですね。世の中は「何でもアリ」です。重力を発しているのも自分なら、重力破壊装置にスイッチを入れるのも自分です。当然、外形的な要因も無視できませんが、お仕事は時代的に面白い所にあると思います。がんばってください。

エイボロさん、ヨダレの出るようなコメントをありがとうございます。
残念ながら当分名古屋へ行くことはありません。
突然、ビョークが名古屋だけでライブをやる・・とか、平山三紀が近田春夫や窪田晴男をバックに名古屋で歌う・・なんてことがあったらすぐにでも行くのですが・・。
さすがに、味噌煮込みウドンだけで行くエネルギーはありません。
でも、名古屋に行く機会がありましたら、ぜひともお教え下さい。んーー、食べたい・・。

ふーーー、思いの外、時間を使ってしまいました。
誤字脱字お許し下さい。確認の時間なし。
本当に、いつもコメントをありがとうございます。
感謝!

「まとめてコメントに反応(約一ヶ月分)。長いです。」へのコメント(0件)
  1. 新潟市の波平です。新潟の会では、お世話になりました。また、追加のアドバイスまで下さり、ありがとうございます!まずは、やってみること。当たり前ですが、そこからですね。
    無理矢理集めた?みなさんも、いろいろ思うところがあったようで、お誘いした甲斐がありました。
    これからも、よろしくお願いします。

  2. >文章というのは、書き手の役割は30%くらい。主役は読み手にある。ですから、読み手の能力次第で、掴むものは違うんでしょうね。それは、書き手の意図を越えることも当然あるでしょう。
    ・・・ということは、TAROが、誰かの短い文章を引っ張ってくること、それそのものが、あなたの読解力の凄さでありましょう。
    私は、あなたの天才的な閃き感を、とてもアテにしております。トルネード・佐藤との対談CDや神話関連のCDでも、感性の鋭さには脱帽するばかり。
    今後も、ますます、刺激的な角度のある切り口を見せてください。

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