日: 2007年1月9日
【無理に哲学】

2007/01/09(火) 05:41

気迫ってのを久しぶりに見ましたよ・・。

大変お世話になってる方が9月に脳内出血で倒れた。
講演中の出来事だったが、看護婦さん達を相手に話していたために、応急処置がうまくいき一命は取りとめた。
そして、入院先が公演先の和歌山であったためお見舞いにもいけず数ヶ月がたった。

先週、車椅子で現れたその人の姿に驚いた。
入院してリハビリ中であるというのに、体中から気迫が充満している。

いつもニコニコしていて厳しい顔など見たことのない人だった。
今は、表情の調整はもちろんできない。
だから、表情が厳しいということもあるだろう。

しかし、初めてニコニコ顔の奥の本当の厳しさを見たと確信した。

さらに、しっかり話すことができないというのに、口から出ることは未来のことばかり。病人の吐く言葉ではない。
ボクに対する第一声が、「岡本さん、○○について教えてくれ・・」なんだから参ってしまった。

「早く元気になってください」なんていう月並みな言葉かけはスグに吹っ飛んでしまった。

ってことで、良いものを見せてもらった。
月並みな哲学を一発。
「人は、苦境の中でこそ、本当の姿がわかる」

最後は、人としての強さ。
そんなことはわかっちゃいる。
しかし、わかっちゃいない。

新年から本当の強さを見せてもらったなーぁ。

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