日: 2007年5月16日
【苦しめTAROお仕事LIVE】

2007/05/16(水) 05:34

エレクトロニカ

「次のBGMはエレクトロニカでいきたい」
と言ったら、

?マークを出されてしまった。
エレクトロニカがわからないという。

「仕方ないな~」と言いつつ、事務所にあるエレクトロニカ代表を聞いてみる。
ありゃ?
これは確かにエレクトロニカだけど、自分のイメージと違う・・。

映像を作るときは、だいたいこんな感じでイメージを合わせながら制作に入る(先月は「まーけ塾」でこの過程を解説させていただきました)。
重要なのは、オープニングとリズムとBGM。
ここの共有が一致していないとつらい。

昨日は、制作者と『椿三十郎』の話で盛り上がった。
有名なラストシーン。
あの脚本は一行だけ。
「とにかく凄い格闘」(こんな感じだったかな?)

たった一行からあの有名なラストシーンが生まれた。
どんな仕事も情報量がモノを言う。
映像系はなおさら。

ただ困るのは情報量が多すぎてもうまくいかない。
ゴダールみたいにやろうよ!と思った段階でアウトだったりする。

そんな迷走も繰り返しながら一つのものができる。
批評は簡単。
しかし、イメージの具体化は大変。

これも、仕事と全てに通じる。

最近のつらいことは、情報量の少ない人が多くなってきて、共有化が実質不能になっていること。
ここの解決が組織において一番難しいところなんだろうな・・。

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