【TAROの日記】

2007/06/13(水) 05:32

社会保険事務所のふざけた話をもう一つ

ずっと黙っていたけど(一部では話していたけど・・)、社会保険庁のダメさ加減がにぎわっているので、書こうと思う。

・・とココまで書いて、確かどこかで一度だけ静かに書いたことを思い出した(どこでだっけ?)

昔、社会保険事務所(社会保険庁の出先ですね)に疑問を聞きに行ったことがある。

当時(今もかも?)は、社会保険事務所と法務局には昼に行くとまったく対応してくれないという話があり、本当は昼休みに行きたかったけれど、わざわざ時間を作っていったことを記憶している。

※実は、法務局で取る登記簿の印紙代のデタラメさを話題にしても面白いんだけど、それはいつか・・。

こっちが一番便利な昼は、職員がいても対応しないというのだからムチャクチャ。このことで頭に来ている人は多かった。

私が不思議だった疑問は2つ。
(1)厚生年金に強制加入のはずの中小企業に加入していない所がたくさんあるが良いのか?
(2)過去に医療法人で厚生年金に入っていないところが会計検査院(?)の調査を受け過去2年分の徴収を受けたと聞くが、どういう判断なのか?

まずは、(1)の回答に笑った。
「法律には”強制加入”とあるが、私たちは”届出制”と解している」
と言うのだ。

おいおい、それって役所が法律違反してるってことじゃないの?
ちなみに、1995年頃の話である。

しかし、2004年頃、知り合いの社労士から、この件について聞いたら、
「今も同じ対応です。それどころか、中小企業の加入届を持って行くと、”先生、この会社の加入について保証してもらえますか?”と社労士の責任が問われます」
と言うそうだ。

どういうことかと言うと、加入した会社が保険料を滞納したら困るので、届け出の代理をした社労士に保証を求めているのだ(当然、口だけだろうけど・・)。

普通、保険料の徴収率を上げるには、分子を上げるように努力するが、彼らは分母を減らして徴収率を上げているのだ。
これは国民年金でもすでに明らかになった問題なので、彼らの行動パターンのようだ。

この一時からも制度は崩壊している。
どうにもならない状況と思うのは私だけではないだろう。

(2)の質問に対する、社会保険事務所職員の一言にはさらに驚いた。
「迷惑な話です」
と言い放ったのだ。

会計検査院(?)が調査したことに対して、迷惑だというのだ。
そして、「実体を考えて欲しい」と言うのだ。

とにかく、彼らは法律違反をしても徴収率を上げることにだけ興味があり、後は何も考えていないのだ。

したがって、「調査は広がるのか?」という問いには、
「わかりませんね。あんまりやらないんじゃないですか・・」
なんて回答を人ごとのようにしているのであった。

そんな社会保険事務所が、「厚生年金に入りなさい」と未加入企業にDMを出している。
数年前まで、加入手続きにいくと、「えー、入るの?払えるの?」という態度だった所がだ・・。

最近のニュースを見ていて腹が立って腹が立って仕方がないので、このブログに私の経験を書いた。
もっと凄い経験者もきっといらっしゃることだろう。

しかし、そういう話がマスコミに一切でないのはどういうことか?

そこでここに書くことにした。

ぜひ、この話は広げてください。
私もトラックバックなんてしたことないけど(性格的に得手でない)、このブログはトラックバックを時間があったらしようと思います。

「社会保険事務所のふざけた話をもう一つ」へのコメント(0件)
  1. こちらのブログにとても同感したので、初めて投稿させていただきます。 社会保険事務所にはよく仕事をしに行っている者です。 先日、社会保険事務所の態度に腹が立ちました。 社会保険庁の定める法令に矛盾があるので電話で意見を長時間にわたり話しました。 その長時間の交渉に腹を立てていたのか、社会保険事務所職員である業務の次長に法令に対して「いい加減ですね」と言ったら、自分の話がいい加減だと受け取ったらしく、「今いい加減と言ったな?」「いい加減と言ったじゃねぇか!?」と突然憤慨してきました。当然、私は「私はあなたの話に対していい加減だと言った覚えはありません。法令に対していい加減だと言っているのです。しかし今、感情的になりましたね?その言葉使いは何なのですか?」と聞いたら認めて謝りもせず、「感情的になってません」の繰り返し。そして社会保険事務局に苦情を言うと、別の次長が謝罪の電話をよこしましたが、その時に法令と実務の矛盾点を質問しましたが、「そういう細かい実務は判りかねるので、また間違いを言ってしまうと悪いので業務の人に聞いて欲しい」という回答でした。 呆れて言葉にもならなかったです。 こういう社会保険事務所の誠意のない態度にも信用がなくなっていくのでしょうね。

  2. 社保庁職員の年金着服の実態

    社保庁職員:年金着服1億3千万円 24人が12年間で 社会保険庁職員らが年金保険料などを着服・不正受給した事案が、95~06年に少なくとも24件発覚し、…

  3. 社会保険料が滞納していたので
    話し合いに行ったところ
    「会社を倒産させるということも
    ありですよ」と平然と言われました。
    その後、そのことについて、どう考えているのか聞いてみたところ、言った覚えはないとのこと・・・
    役所の人間って信じられない。

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