2010/12/07(火) 05:08
周辺で、楽器が盛り上がっている。
具体的には、ギター。
何を考えてか、40歳にもなってギターに
手を出してしまった人を中心に、
前やっていた人(含む私)が巻き込まれている。
はじめた人の
「FやBが押さえられない」
という言葉に、
共感と共に、優越感がフツフツと沸く。
そして、みんなでワイワイガヤガヤとはじまる。
ギターで友人たちと盛り上がった中学生時代のままの景色だ。
そんな景色の中で一つの発言があった。
「最初にやる曲って重要ですね」
すごーい、発見だと思う。
確かに、最初にやろうとする1曲は重要だ。
それで将来が決まるくらいに・・。
ここの選曲を誤ると、そのままギターは埃をかぶる可能性もある。
また、ここの選曲で、その後が決まると言ってもよい。
今、私たちの中学生時代の景色は、
『スターマン』(@デビット・ボーイ)をやることで盛り上がっている。
この曲が、最初の曲として本当に相応しいかはわからない。
ただし、ここらが適当だとも思っている。
40代ではじめるギターは、
あまり進歩がないと思う。
でも、こうして周辺も盛り上がって、
「やるぞー」というのが
その進歩を早めるのは間違いない。
考えてみると、
私たちは子供の頃からそうしてきたのだ。
すでに、この初心者は、あまり理解はしていないけれど、
かなりのおいしい知識をレクチャーされている。
私が同様のことを知るには10年以上かかっているはずだ。
情報が大量にある時代の
経験を背景にした集合知はすごいものだと思う。
ちなみに、
私の子供時代、教則本は、クラシックギターのものしかなかった(田舎だからか?)。
したがって、入門の選択肢は『禁じられた遊び』だけ。
私の年齢以上のおじさんたちは、
みんなが『禁じられた遊び』をやっていると思うけど、
今は、そんな人は皆無だよな・・。
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