【TAROの日記】

2012/03/28(水) 08:27

街の衰退

一昨日、新潟市に久しぶりに行った(ことは昨日も書いた)。
そして、古町という旧繁華街を少し歩いた。

“旧繁華街”と書くくらいだから、その衰退は目を覆うばかりだ。
しかし、この古町を、私が楽しく闊歩していたのはつい最近のことだと思う。
1980年代、古町はまだ繁華街だった。
記憶では1990年代もまだまだ繁華街だったように思う。
異変は21世紀からやってきた。つい最近のことなのだ。

私が住む上越市の旧繁華街だって、80年代はまだまだそれでも・・だったように思う(もちろん、私が言うところの「3階建て論」ははじまってはいたが・・)。
完全に、バンザイがはじまったのは90年代に入ってからだ。やっぱり、つい最近のことなのだ。

もちろん、変化は水面下でちゃくちゃくと進み、それがある時現象として現れるわけだけど、その現象が現れてからの見える景色は加速的だ。

街を見ながら、そんな衰退の加速を止めるにはどうしたらいいのだろう?なんてことを考える。
実は、この件については、それなりの答えは出ているわけだけど、その答えに100%納得はしていない(というか、することができない)ので、こういう景色を見ると考えてしまうのだろう。

それにしても、世の中の衰退の早さの恐ろしさよ!である。
私たちの人生は短いが、繁栄なんてもっと短いのだ。
なんだかんだと言いながら、私は10年以上、可もなく不可もなく(しかし、その”可もなく不可もなく”が世間一般常識よりも恵まれすぎていることを考えるとありがたすぎることだったりするけれど・・)過ごしている。そりゃ、おそらく凄いことなのだ。
その形容には、”踏ん張る”という言葉が、一番相応しいだろう。それと、司馬遼太郎が言うところの鎌倉武士の気分の拝借もできるかもしれない。

さて、今日も踏ん張って、今年も踏ん張って、残りの全部を踏ん張りますか・・。

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