【TAROの日記】

2013/04/26(金) 08:34

百姓

百姓という言葉が昔から好きだ。
どうして好きかは明らかで、自分のできることがあんまりないから。
自分の周辺のことが自分で何でもできる人には憧れる。

20代の前半に、山の奥の鉱泉の湯口を掘りにいったことがある。
剣スコを持って、昔湯口があったという場所へ行き、地面に剣スコを突き刺すのだけど、全然地面に剣スコが入っていかない。
ところが、一緒に行った10歳くらい上の人(@専業農家)が、ラクラクと掘っていく。
それを見て、とても憧れた思い出がある。

私は、元山屋なので、ロープを結ぶとか崖を降りるとか・・・・まーそういういろいろなことがひと通りできる奴だけど、本当のお百姓さんにはかなわない。
百の姓とはよく表現したものだと若い頃から尊敬のまなざして思っている。

最近、ネットを見ていると、そういう百の姓とは言わないまでも、特殊な特技を持つ人が副業で稼いでいるのを見て感心する。
一時流行った週末起業なんてのはバカバカしい勘違いだけど、小さく特技をお金にかえていくのは面白い。

私も本日、ギターアンプを修理に出すけれど、修理をしてもらうのは、メーカーに勤めながら楽器を愛している一般人。
ホームページもチープで、小遣い稼ぎ然とした体裁がかわいらしい。

こういう人に、私は憧れの百姓を見る。
ネットは基本的に嫌いだけど、なんだかこういうのはいい・・。

「百姓」へのコメント(2件)
  1. 今週発売の雑誌モーニング『 バカボンド』にも同じ事が表現されてますよ‼

  2. 今週発売の雑誌モーニング『 バカボンド』にも同じ事が表現されてますよ‼

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