【TAROの日記】
ユダヤ人2013/05/29(水) 08:27
意外に、ユダヤ人を人種だと思っている人は多い。
ユダヤ関係の陰謀説などが書かれている本を見ても、ユダヤを人種だとする前提はよく見られる。
まー、そういう本を見るのがユダヤ認知の最初の人が多いからかもしれない。とにかく、多くの人が人種だと思っている。
私みたいなのが「違うよー」と言うと、みんなが驚く。
ヒトラーのユダヤ虐殺を例に、「いやいや、民族でしょ。だって、彼はアーリア人種の優位性とか言ってるじゃない」と誇らしげにいう人もいるけど、んーー、そういう人には、よく調べてね!と言うしかない。
しかし、陰謀説のせいか、ヒトラーのせいか・・という理由は置いておいて、私たちはそういう思い込みをする傾向にあるのだとは思う。
例えば、スキタイと聞くと民族だとやっぱり思ってしまう。
匈奴とかもそうだな・・。
まー、スキタイや匈奴はまだ広い意味での国家だったから、ひと塊のイメージが強い。だから、=民族だと思いがちなのは仕方ないところもあるけれど、日本人は特にそういうことに無頓着だ。日本だって、日本民族の単一国家なんかではないわけで・・。しかし、私はたちはどこかでそう思っている節がある。
だから、「ユダヤ人は優秀だ」というのは笑ってしまう。
でも、こういう記述は多いよな。
そういえば、日本人は危機に強いというのも笑える。
一時、テレビやビジネス書などで、そういう記述が多く見られて、つまらんなーと思っていたけど、最近は少し減ったか・・?
でも、このラベリングは逆手に取ると使える。
・・というか、そのためにラベリングはあるんだろうな。
朝、アリストテレスの『詩学』を読んでて、そんなことを思った。
そかし、どうして、そんなことを思ったのかは謎だ・・。