【TAROの日記】
アウトバーン2013/06/21(金) 08:48
1991年版『アウトバーン』を聞きながら通勤する。
どうしても70年版のオリジナルが頭にあるので、微妙な違いに反応してしまうけれど、これはこれでいい&後半の車が往来するシーンのところは、さすが1991年版と唸ってしまう。
この音楽、BPMは40くらいだろう。
今の音楽の常識からしたら、とても遅い。
しかし、BPM=40くらいだというのに、スピードは80kmくらいに一番合う感じがした。
この遅いと速さの同居はたまらない。なんとも言えない快感を呼ぶ。
おそらく、この感じは、私たちがドラムンベースを初めて聞いた時の快感と共通なのだろう。
ただ、相矛盾したものの同居というのは20世紀的だ。
今は、21世紀。いつまでもポアンカレの法則でもない。
では、これからは何か?
同様に相矛盾したものの同居だと思う。
ただし、用意された相矛盾ではなく、広がりの出会いみたいなもの。
それも広がりの定義は次元を超えたものになってくると思う。
それは専門家という仕事がコモディティーになる時代だろう。
さて、私が生きているうちにどこまで進むか?
とても楽しみだ。
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