【TAROの日記】
上達システム2014/08/29(金) 08:36
うれしいことがあった。
家で、「あーよかった、よかった・・」と言っていると、長男が「親って大変だな~」と言う。
そこで、私は言った。
「オレだって、親は初めてやってるんだ。何回もやれるものじゃないから、試行錯誤なんだよ。お前も、あんまり初心者を悩ませるなよ!」
人生でやることは、重要なことほど、一回きりの初めて勝負・・・ということになっている。
基本的に、失敗は許されないように見えてしまう。
しかし、人生の多くのことは、失敗して上達していくシステムになっている。
だから、失敗の利用度で、その人の成長度が決まる。
おそらく、一回きりの初めての勝負も同様で、根本的には上達システムが稼働しているはずだけれど、当事者にはそれがわからないので、一喜一憂することになる。
本当のところは、結果に一喜一憂しないで、上達システムを正常に稼働させておくべきなのだ。
ところが、上達システムを稼働し続けることは、案外難しい。
そこには、ある種の根性がいる。
私は、現在も、あることがうまくいかず、気分が少し悪いのだが、根性で、上達システムを稼働させている。少し気を抜けば、負けてしまうのだけど、とにかく根性である。
大人の私は、根性システムの精緻な因果を理解しているから、「ここで根性」とそれでも思える。
しかし、子どもたちはこのシステムをどうやって知っていくのだろう?
言ってもわからないしね・・。