【TAROの日記】

2004/04/18(日) 09:27

ふらり

ふらりと奈良の駅を降りた。
完全な気分・・。
「法隆寺に行きたい」と思ったら法隆寺は奈良の駅で降りるのではないと知る・・。

しかし、2kmほどで奈良の大仏に会えるとわかって歩き出す。
途中の興福寺で、阿修羅像と千手観音像に感激。

興福寺の像は「百億の昼と千億の夜」を思い出す要素がたくさん。
おもわず感激する。
この像たちが作る独特な宇宙。
それを現在の服装と価値観で見つめる自分。
その相対するナゾにワクワクする。

東大寺のチケット売り場はガラガラだった。
それでも、すごい人。
きっと、時期を間違えるともっと凄い人なのだろう。

修学旅行の子供達についたガイドの話を聞きながら、大きな大仏に圧倒される。
このようなムダが許された日本の豊かさというのを感じた。
みんなが豊かだったのか支配者だけが豊かだったのかわからないけど・・。

奈良は修学旅行以来。ここはいい。
大阪での待ち合わせがあり、薬師寺が見れなかったし、また来よう。

自然と人工物が調和した空間。このようなセンスの良い空間は稀だと思う。
これが日本人のすごさだと思う。
でも、そう考えると今の日本人のセンスの無さは致命的・・かな?

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