処女作が発売半年で１３刷１０万５千部になりました。
有名著者から見れば、たったの１０万部。
しかし、私にとっては考えられない１０万部です。

人には、時々、奇跡のようなことが起きます。それを味わうことは人生の楽しみの一つです。
「今度は、いつ訪れるかな？」と考えながら味わう一時は最高のごほうびです。
ところが、今回の奇跡は、もうずいぶん長いこと続いていて、単純に味わうには戸惑いが多くあります。
でも、それは間違いなく事実で、少しづつですが周りの景色をも変えているようです。
今まで自分がしてきたことは、必ず、私のアクションがあり、その結果が出るという単純なものでした。
しかし、本に関して言えば、何だかよくわかりません。書いていたのは１年前のこと。そして、自分のしたことといえば、三ヶ月かけて書いたということだけです。その後のことは、自分には関係ないことばかりで、ただ、何もかもが一人歩きをしています。
感覚的には、出来のいい息子が自分の知らないところで働いているという感覚でしょうか？
でも、その息子は親から見ると、まだまだ甘いところがある奴に見えます。ですから、心境は複雑です。
それでも、応援いただく方々があってこその１０万部です。ただただ、感謝しかありません。本当にありがとうございました。

今日はいい日だ。

買おうと思っていた雑誌が送られてきた。

やろうと思っていたことが、あちらから提案があった。

昨日、杏仁豆腐を食べたいと思っていたら今日かーちゃんが買ってきた。

そこで哲学。

「シンクロニシティーは人生最高のお駄賃だ」

でも、電話をして「あ！今、電話しようと思ってたんだよ」と言われると、シンクロニシティーを取られたみたいで悔しいのだよ。