【勝手に音楽話】

2004/06/21(月) 03:35

「White Music 」XTC

「ホワイト ミュージック」と宣言しちゃうところなんていいじゃないですか。
この心意気がこのバンドの良さです。(もちろん「ブラック ミュージック」に対する「ホワイト」ね)
このアルバムが出たのは、確か1978年くらい。
ニューウェーブの嵐が吹きまくる中で、ちょっと違うひん曲がったPOPな音に、エビぞってしまいましたよ。(当時、「ビックリハウス」界隈では、「エビぞる」と言いました。)

このCDの中には「THIS IS POP」という曲もあったりなんぞして、ボクら子供達に正しいPOPのあり方を教えてくれていました。
日本では、その後、XTCに影響されたバンドがたくさん出てくるわけで、このアルバムの影響力はすごかったですね。ユニコーンなんか初めて聞いたとき、「まんま」なので笑ってしまったけれど、渋谷系界隈のバンドは、いい意味での継承者ですな。でも、ユニコーンも当然◎です。

ボクは、本を書くとき、必ず、モチーフとなるCDを想定して書きます。このCDもその一枚。一冊目「会社にお金が残らない本当の理由」は、実は、このCDをめざしました。
その心は、「THIS IS 財務」をやりたかった。
「世の中の、理屈だけの財務本よ消えろー。これこそが中小企業の財務だ」と言いたかったわけ。
さすがに、「White Music!」と宣言するには、まだまだ、小者。この人たちのように、若くても、ここまで生意気を言ってみたいものです。

もう、この音に出会って26年。今でも新鮮な音に聞こえるのはなんででしょ?

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