【苦しめTAROお仕事LIVE】

2004/11/12(金) 10:41

題名はどうやって決まったのか?ー思いつき編ー

本のナマ原稿(約1500人の人が三章まで読んだアレ。実は、あれからだいぶ直してます。つまり、出版されるのは、少々違いますので違いを探してね)は、フォレスト出版とどこを削るか削らないかでやり取りが続いていた。
書きすぎるのは、いつものクセ。
だいたい、本当に全部書こうとしたら、どの本だって400ページくらいになっちゃうもんね。
それを多少の論理的飛躍や後で突っつかれるのが分かっていながら目をつぶるんだから、250ページ程度の本は難しい。
だから、フォレスト出版は「ビジネス・エンターテイメント」というジャンルで呼ぶんだろうね。

そのやり取りも一段落。
そこで思った。
「いつも題名は自分で決めてるけれど、人に決めてもらうのはどうだろー?」

この段階で出ていたアイデアは、
「成功法則で成功しない本当の理由」系
「片隅で成功者は笑う」系
「偶然を待つ力」系
デリダ系フランス哲学書のタイトル系
ありきたり系
などなど・・・・・・・・・・。

「系」となっているのは、各系で少なくても3種類、多くて10種類くらいの題名を考えたから・・。

そして、どれもピンと来ない。
そこで思い立ったのが、「3章まで読んでもらって、題名募集」というビジネス系著書史上初の題名公募。

ここから、うちの社員は例のごとくパーーーーニック!
ーーーーーパニックの模様は省略ーーーーーーーー

そして、案内をしてみると・・・。
もの凄いメールの量。(ちょっと、この時の感覚は口では言えません。)

それから、毎日毎日、寝ても覚めても題名案と感想のアラーーーシ!
一度見たのを貯めておいて、日曜日に再度読み直すなんてことを続けた。

ありがたい人がいて、添削してくれる人もいた。
水が100度になるのは気圧が1気圧の時だけ・・なんて指摘も受けたけど、そういう性質の正確性を網羅してたら、本は成り立ちませんので、ご容赦下さい。(でも、また指摘してね!!)

と言いながら明日に続くのであった・・。

追記
みなさん、「電車男」読みました?
昨日風呂で読んだんだけど、あれは最高だーーーぁ。
今年、最高の1冊。
あまりにも興奮しているので、ここで推薦しておく。こんなブログ読んでないで、まず「電車男」を読め!

「題名はどうやって決まったのか?ー思いつき編ー」へのコメント(0件)
  1. はじめまして。はじめてコメントさせていただきます。
    新刊の題名募集には参加させていただきました。
    私の考えたのは「人生の秘密」。
    くぅ?ありふれてるよなぁ。
    タイトルとか考えるのほんとセンスないんですよね。すいません。
    発刊を楽しみにしてます。
    ところで「電車男」ですが、書籍化される前にサイトの方で私も読みました。
    その時はほんと久しぶりに感動!涙々でその後の数日は普通に戻れなかったですね。
    自分ももっと奥さんを大切にしよう。もっとやさしい言葉を素直にかけようって思いましたよ。
    書籍化については反対や論議もあるようですが、その後のことには
    あまり関心を持たずに素直に感動するのが一番いいと思っています。
    忘れていた、素直な気持ちを言葉にするということを思い出させてもらって電車男には感謝してます。

  2. 社員ネタのファンなので、パニックの様子が省略されたのが残念。
    題名を決めるまでは寝ても覚めても・・・ですか。それはそうですよね。
    でもさぞかし楽しまれたことでしょう。
    私は
    一覧にしたタイトル案にバーーっと目を通して、数日おく
    そして
    朝パッと頭に浮かんだのを
    「うん。これに決めた。」
    ってやられたんじゃないかと思っていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


2004年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
ページトップヘ