2004/11/29(月) 09:13
えー、おはようございます。
昨日、書けなかったことを書きます。
まず、ヒルティの言葉から引用しましょう。
「体系的なものはおおむね虚偽である。長続きするものはおおむね偶発的である」
ちょっと難しいですかねー?
できたら3回読んでください。
ヒルティの言葉の全てを絶賛する必要はないと思いますが、私はこのヒルティの言葉に同意する一人です。
ですから、私の今回の本でも「無意識くんの性格」などと言って から まで書いていますが、実はああいう書き方は嫌いです。
書く側も読む側もあの方が楽です。でも、ああやって表現した段階で命はなくなります。
だから、あそこにはあえて書かなかったこともあります。(それは無料電話セミナーで明らかにします。キャンペーンにご参加いただいた方は、無料音声を聞いていただけますのでご安心を!)
さて、こういう思想の持ち主が、今回、ビジネス書で「体系的」を装いながら、「偶発的」に書いたのが「成功はどこからやってくるのか?」という本です。
この題材はフォトリーディング的ですから、メールマガジン「フォトリーディング的生活のススメ」で今後書こうと思っています。
(興味のある方は、登録しておいてください。↓ http://www.mag2.com/m/0000107195.htm )
そして、直接的な答えをなるべく言わないという工夫もしています。言ったような言わないような・・・、そういうギリギリをいくつかの箇所でやっています。
こうすると、読者の力次第で、得る答えが違ってきます。
なぜ、そうしたか?
それは、命が失われてしまうからです。
真実は言葉にすると命を失います。
だから、私は今のビジネス書ブームには悲観的です。
言葉によって知識だけを身につける。この行為は大変危険です。
理屈から入ることも時には大事ですが、人はタイミングよく知識と出会わないと、そのことを生涯身につけないで終わることも起こります。
ただし、p48の件については、かなり明確に答えは書いてあると思います。当然ですが、ある箇所に「答えです」と言って書くようなセンスの悪いことはしていません。
本は、その人の状況や状態で、まったく掴む内容が違うモノです。
だから、読書は面白い。
ぜひ、本を媒介にして、ご自身の答えを見つけてください。
私の本がどれだけ長続きする本かはわかりません。でも、「体系的」であるべきビジネス書に、少し「偶然的」要素をまぶしてみました。
これは個人的な挑戦ですが、本というものを、こんな角度から見るきっかけにしていただけたらありがたいです。
いずれにしても、安易なところに答えが落ちているなら、この世に成功者などいなくなるわけですから・・。
追記
きっと、こういうのを書くと「コメントしずらい!」と思われるのよね・・。
はい、コメントはしづらいです(笑)
でも、分かりやすい説明でした。
ありがとうございます♪
おそらく岡本先生の住んでいるところより、もう少し海近くに住んでいるおばさんです。営業(現在はしていません、個人事業主です、いちおう…)をしていた関係で、少々成功本も読んでいたのですが、最近、どうも食指が動かない。で、この本は目次を見るまでもなく買おうと思っていました。「あいつ」の存在は小さいながら自分なりに感じたことはあります。大雑把には、「やっぱりな」という感想ですが、それを自分に落とし込む作業が難しい…。
いや、いつもよりコメントしやすいですよ8-)
答えが書かれてなくても、理由が書いてない答えも”もやもや”します。
今日の日記を読んで、”もやもや”を感じた部分が今の自分の課題、逆にすーっと通り過ぎてしまった部分が過去または将来の課題なのか?と”もやもや”しました。
ビバ!知の欲求不満
岡本先生の「会社にお金が残らない本当の理由」でカルチャーショックを受け、先生の本をそのあと大体は読んでいるへっぽこ社長です。フォレスト出版のリーダーズクラブにも入会し、神田先生や平先生そして小堺先生の本を読み、参考にしています。今度12月7日の平先生のセミナーにも出席する予定です。岡本先生の新刊を購入したつもりでいるのですが、アマゾンドットコムさんより何の案内もなし!もしかして先生のホームページで申し込みしたからもう一度アマゾンさんのホームページで申し込まないとダメなのかな?
ところで先生の言っている意味はあの「死の壁」の著者養老孟司さんも言っていることに似ているかな?結局答えは自分自身のやり方しかないんだということかな?やり方は真似ても結局は自分の性格もあるし、資質や容姿や声の調子や人それぞれ違うから、結局は自分自身が決めてやることだから。いろいろなビジネス書が出ているが、みんな評論家みたいなもんで、先生のように中小企業というか零細企業を相手にしている人は少ない。先生は辛口で違った視点で書いていらっしゃるのがすごく新鮮で納得できる。陰ながら岡本先生の信奉者なので、ご活躍を祈っております。
フォトリーディングの講座も受けたいんですが、先生のは即満員でダメみたい。できれば日本海側でやってもらいたい。時間という資産の有効活用のために!御願いします!この富山か新潟の上越市で!
岡本先生、
P48の件のご返事ありがとうございました。
今回の本は、偶然と必然をごちゃまぜになっているような
内容なので、右脳的に、左脳的に刺激を受けています。
で、川上さんもいわれていますが、
もやもやが沢山出ているんです。特に、P48のが。
最近、後輩に「自分の得意なことをどうやって探せばいいか?」
って聞かれたばっかりだったので、岡本先生がどのように回答するのか?知りたかったんです。
そのとき、自分は、
*なんやかんや時間を使ってしまっていること
*やたら頼まれること
*自分では当たり前でも他人がほめてくれること
などが得意なことなんじゃないか?と伝えたんです。
もう少し、本を熟読してみることにします。
なんにしても、創発のために、無意識のマネジメントとやりづらいことを続けることがキーだと思いました。新しい自分を創るために。
いろいろありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
考えてもわからない、なんとも不思議な感じがずっとするのは
これまでの自分の人生では、まだ足りていない何かが有る
のかもしれません。
しばらくして、もう一度この本を味わってみます。
この本を読むとドキドキ(?わくわく?ともちょっと違うし、
心がじわじわする感じ?)するのはナゼでしょう?
これも、不思議です。
久しぶりに、すっきりとした本をよみました。塩加減の良い、和食を食べた思いです。おそらく、本になる前の原稿にはもっと多くの言葉が書かれていたのだと思います。どのように書かれていたのでしょうか気になります。「無意識くん」につきましては、勝手ながら「それ」と読み替えをさせていただいております。男性でも女性でも形あるものでも言葉で表せるものでもないと思いますので。いま、ほんのりとした余韻がつづいています。何日もたつのに、内容が何度もおもいかえされ、またつい本を手にとってしまいます。そしてなぜか、来年の初詣には神社に絵馬をさげようときめました。
岡本吏郎 「成功はどこからやってくるのか?」
読みました。あんまし成功本は読んだことないので比較できませんが、世に出回っている…