【ワークに関する二三のことがら】

2006/06/03(土) 06:30

「Medulla」 Bjork

もう1年半以上に前になりますが、新しいニュースレターではじめた新しいコーナーが『今月のワーク』
毎回、音楽CDを題材として、そのCDに関わるワークを行うというコンセプト。

芸術、特にサブカル系のソフトの中にはビジネスのヒントがたくさんあると思う従来からの考えをちょっと変わったコンテンツにしてみようというオタッキーな企画でございます。

一部読者からは、「ワークはいいけど、CDの話はよくわからん」と言われ、やってるこっちも「いつまで持つか・・」と思いながらの1年半。
「案外、やれるじゃないのー」と言う感じで今現在も続いております。

一応高級感(?)を出してニュースレターとは別冊にしていますから、著者のこっちの思惑を越え、マジメにやっていただいている方が意外にいるのにびっくりしています。

前置きは長くなりましたが、1年半のズレを加味(無視)しつつ、今回から連動ブログなんぞを開始します。
今月中には、かなり気合いの入った合冊版(合冊版でしか読めない原稿が、14個くらいあります。もちろん会員の方々には特別価格でご提供!!)版も出るので、別にたまたまですけど、一応連動と言うことで・・。

でぇ、第一回目、2004年11月号のテーマCDは、ビョークの「Medulla」

全アルバムが音楽DVDで発売も決定しているビョーク。
これも、たまたまですが、ビョークの全CD、DVD音声化とも連動ですね。
余計な話ですが、私は全部予約しました。
あの名作群が5.1chでどういう風に聞こえるのか・・?今から楽しみです。

さて、このアルバムはビョーク好きはもうご存じのように「声のアルバム」です。
彼女が自分のコアコンピタンスを「声」と改めて宣言したアルバムと言っても良いと思います。
あらゆる音を実験してきた彼女が自分の声に行き着く。これって面白いですよね。

最近、サリフ・ケイタやユッスー・ンドゥールなども原点回帰、ストーンズやクラプトンも原点回帰。という感じで原点回帰は一つの流れ。
しかし、ビョークはそういう流れの中でも、独自のハンドリングをしてきていると思います。

まぁ、情報過多の昨今は、どうしても最新のものに流されがち。そうでない場合は情報に耳をふさいで惰性に流されるまま。どうもどっちかにころぶ可能性が高い感じです。
だから、そんな時代を意識すれば「意思」の大切さは言うまでもありません。
それも、「見せる成功」や自分のアイデンティティーから離れたビジネス観が世の中に流布していますから、かなり利口に立ち回らないといけませんよね。

そんなことも考えながら、ビョークを聞いてみると、もう少し座った感じのアイデアも出るかな?

2005年11月のワークはそんなことの周辺をワークしていただきました・・。

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