【無理に哲学】
無目的2007/05/25(金) 05:35
朝、東京の街中を無目的に走ってみる。
気持ちがよい。
最近、カラダを痛めているので、ゆっくりゆっくり。
東京の最高の醍醐味は、道と景色。
一本の道が意外なところに通じていて、景色も意外性が多い。
これが歴史よね。
歴史のある町が面白いのはこういうところ。
私が住む村は古墳だらけ。
東京よりも歴史は長い。
大昔は東京よりも発展していたかもしれない。
でも、どこかで止まった。
当然だけど、今も止まっている。
だから、自然の美しさや山遊びの楽しさはあるけれど、知的興奮はない。
東京散歩は、カラダとアタマに興奮があるのよね。
ところで、そろそろ歩こうと決めて、走るのをやめる地点を決めたら、突然疲れがやってきた。
そこでヘーヘー言いながら哲学
「止まるところを決めると急に余裕がなくなる」
「あの信号をゴール」なんて決めたら、急に息が上がる。
「あとちょっと」と思ったら、急に足が重くなる。
目標を決めると楽しめなくなるのだ。
「止まるところを決めると急に余裕がなくなる」
同じことを、別の角度から言う。
「疲れた足は、癒しながら歩く」(石川洋)