日: 2008年11月5日
【大衆食堂の人々】

2008/11/05(水) 05:24

ヨレヨレ・リゾート、キューバ

最初、キューバのリゾート地に着いたときは少々興ざめでした。

設備がいつものパターンで、まったく来た意味がないように思えたからです。
「これなら、アジアンリゾートの方がいい」と心の中で思いましたね。

しかし、キューバの力はその後発揮です!!

部屋の準備が午後4時でも整わず部屋には入れない。
腹が減っているのにメシを食う場所がない。
メシはまずい。
酒のオーダーを取ってもらえない。
停電。←懐かしかったな~。
嵐で、レストランから出ることができない。
暗渠されてなくて、そこらじゅう水たまり・・・・・・・・・・・・・。

まぁ、リゾートとして考えたら、お話しになりません。

でもね。これが何だかいいんですよ。
そこらじゅうのチグハグ感がたまらない・・・・。

ただし、このチグハグ感が許されるのは、キューバー国営ホテルの従業員のみなさまの軽さですね。
中には、東洋人に対する偏見をお持ちのあいかわらずの方々もいましたが、それはご愛敬。

極上の体験というのは、そろそろ限界でしょう。
そりゃ、たまの消費財としては最高ですが、価値関数が上がっちゃうから、当初の経験ほど魅力はありません。

ところが、”なんちゃって(=価値観のズレ)”には、不思議な魅力がある・・・。次の人類の消費体験は、”なんちゃって”に向かうかも?

抽象的に書くと、こういう感じになりますが、ここは面白いと思いますね~。

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