日: 2009年3月13日
【大衆食堂の人々】

2009/03/13(金) 05:01

お客に合わせる

開場 19:00
開演 19:00

おかしいなーと思った。

こんなことあり得ないじゃん。

でぇ、不思議に思いながら、新潟市のライブハウスへ行く。
若者たちが並んでいる。

明らかに、私たちのようなおじさんのいる場所ではない。

ちなみに、カプセルのコンサートだと思ってやってきたおじさん二人です。

外の列に並んで30分。
つまり、30分遅れでの入場。

でぇ、入ってみると、中田ヤスタカがDJをやっている。

あ、こういうことだったのね。

これなら、開場と開演が一緒でもおかしくない。

さらに、よく見ると、カプセルではなくて、”カプセル クラブ ツアー”

なーるほど、これは、中田ヤスタカのDJツアーだったのであります。

一度、彼が回しているクラブには、行ってみようと思っていたので、
これでもOK。

車のため、ウーロン茶しか飲めないのは閉口でしたが、それなりに、おじさんも楽しむ。

・・・・・・が、
どうなんでしょう?

もう、今のクラブってこんななの?

最初の方は、ジャーマン・テクノっぽくて、おじさんも喜んだけど、後半からどんどんポップになってきて
閉口。
若者は、ポップになるほど、盛り上がり、おじさんは逆に盛り下がる・・。

とりあえず、この場で起きていたことは、トンガリも何もない、予定調和の場。

さすがに、そんな場は退屈になってきたので、1時間20分ほどで開場を後に・・。

でも、中田ヤスタカという才能は、ここが利点なのでしょう。

お客に合わせる。

これが抵抗なくできちゃうんだと思う。

そうだよな、そうじゃなきゃ、パフュームはやれない。

トンガリがどうのよりも、若者たちが楽しむか。

だから、渋谷では別のことをしているのかもしれない。
もう一回行ってみよう。

しかし、考えさせられる。

お客に合わせる。

これは意外にできないのが普通。

それを、何の抵抗もなく楽しくやれちゃうと言うのは一種の才能でしょう。

そこまで、考えるのは買いかぶりすぎ?
案外、これがこの人の素である可能性もある。

残念ながら、おじさんは、この夜のノリが体にまとわりついて気持ち悪い。
何か別の音楽で洗い流そう・・。

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