2011/04/04(月) 09:15
えー、先週末にご案内した
『大震災の意味を考える』が、
私たちが考えている以上の反響です・・。
しかし、怖いです。
親しい方々の前で話したラフな音声のため
多くの方々に聞いていただくものとしては、
あまりにも無防備な代物ですもん。
そこで、今日の朝、
購入いただいた方々向けに、
ある文章を書きました。
その文章の一部を転載したくなりました。
だって、何もかもが怖くなって来ちゃったんですもん。
そして、震災後日本の重要なテーマだとも思うものですから・・。
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・・・・・・・・・・・・(たくさん、略)・・・・・・・・
音声の中で、デマは、介在者が一人でも始まってしまう
というお話をさせていただいています。
これが情報社会の怖さで、私が、今回の音声で、
本意が伝わっているかを気にしている点でもあります。
また、世の中には、情報が引用されて、どんどん伝わっていきますが、
オリジナルをダイレクトに聞かないと、すでに内容が曲がっているという問題点でもあります。
私がどこかで話した内容も、聞いた人を介在して流れ、
私がそれを再び聞くような場面も時々ありますが、
だいたい話はオリジナルとは違うものになっています。
・・・・・・・・・・・(さらに、たくさん、略)・・・・・
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実は、情報のレバレッジは、
今までも効いていなかったと私は思います。
そして、これからは、さらに効かなくなると思います。
誤差が許容できる時代がありました。
高度成長期なんて、誤差だらけでも、なんとかなった不思議な時代です(だと思う)。
それが、だんだん、誤差が許されなくなっていって、
それが極に達した時、大地震が来ました。
震災後がどうして空気が違うかと言えば、
その理由の一つが、今まで以上に誤差が許されなくなったところにあるのではないでしょうか・・?
だから、狂いが生じやすいものほど扱いが慎重になります。
情報は、その最右翼にあります。
情報伝達手段が発達した時代の景色としては皮肉です。
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