【TAROの日記】

2014/12/22(月) 08:36

速度と我慢

すごい雪で驚いた。
いない間に、大量に降ったようで、浦島太郎な気分である。

非常にバタバタした年末を過ごしていると何だかいろいろわからなくなってくる。
途中、新著も発売になったりしているけれど、あっという間に通り過ぎたような感じで感慨もない。

まー、それだけ速度が速いということだろう・・・・・。

そんな忙しい最中に、バンドの合宿があった。
ずいぶん音が良くなってきていて、このナンチャンテ・バンドも形にはなってきた。
突発的にはじまる即興ジャムの質も間違いなくあがっている。

しかしながら、その速度は遅い。
イヤになるほど時間がかかる。
個人的に1曲苦戦している曲があるのだけれど、あの曲を完璧にするには、後1年ほどの基礎練習を要すると思う。
かなり右手はまともになったけれど、まだ致命的なナニカがあるらしくて、その曲のリフになると安定しない。

ちなみに、致命的なナニカの一部は、ピックの角度だとわかっている。
かなり改善されたけど、余裕のない曲だと、悪い癖が出る。
後ちょっと・・・、後ちょっと・・とは理解しているけれど、んーーー、その”ちょっと”ってどれくらいなんだろう・・?

時は、バタバタと経つ。
人生のエピソードをぜーんぶひっくりかえしてガンガン前に進む。

しかし、こっちは、遅い。
イヤになるほど遅いうえに、時には、2歩下がることもしばしば。

時の流れに無理に乗ろうとすると、いろいろギクシャクも起こる。
しかし、流れはどんどん速くなるから、乗らないわけにもいかない。

さて、この結果はどうなってしまうのか?

・・・、それは見えている。

だから、我慢して降りないといけない。
バンドの練習は、その感覚を積む、面白い経験になっていると思う。
曲には興味はない。
興味があるのは、いつも右手と左手。
おそらく、この感覚を実社会でも、もっと利用すべきなのだと思う。

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