【TAROの日記】
子供の野球2012/07/02(月) 08:38
昨日、家で仕事をしていると、息子が野球の練習から帰ってきた。
そして、「スイングスピードが落ちた気がする」と言いつつ、練習試合の結果が悪かったことをつぶやく。
そのうち、過去の映像を出して、昨年夏と今年春の映像を見比べて、
「昨年の方が、スイングスピードが速かったーーーぁ」と叫んでいる。
彼は、なんとかしたいと思ったのか、外に素振りに行きかけていたが、呼びとめた。
「おまえさー、ここまでがんばたんだから、頭なんてもう使うなよ・・」
最後になるかもしれない試合まで後3日。
この期に及んで、悩む必要など何もない。
ただ、バカにみたい振ればいいだけだ。
・・・・でぇ、この状況、仕事でも同じだ。
人間は調子が悪くなると、分析を含めた理屈がはじまる。
だいたい、頭が先行でうまくいくことなんてないのだが、世間の解説がぜーーんぶ頭先行なので、どうしても現代人は頭が先行しがちになる。
そういう風景が、大人の仕事ばかりではなく、子供の野球にまで浸透してるようだ。
考える前に動く・・という基本中の基本は、こうして端に追いやられているんだよな。
うちの息子も、何も言わずに、すぶりだけをしてりゃーーいいのだが・・。