【苦しめTAROお仕事LIVE】
ジェットコースターの事件2007/05/10(木) 05:42
他人事ではないよな。
ニュースはあまり見ないので全体像はわからないけど、テレビから漏れ聞く音は全部私たちの日常に近い。
コースターを発進させる係の人が、「前の車が戻ってこないので、おかしいと思ったけど発進させた」なんていうことを言っているのを聞くと一人の経営者として怖くなる。
この想像力の欠如は何だろう?
これも経営者の責任ではある。
「守らなければならないもの」をしつこく言っていなかったからだろう。
しかし、こういうことを言う者個人の想像力を疑う。
「点検は、ゴールデンウィーク後に実施する予定だった」という言葉にも驚く。
結局、点検なんてずーっとやっていなかったことが明らかになったので、単なる逃げの言葉だったのかもしれないが、この想像力の欠如。
仮に、点検するならばゴールデンウィーク前しかありえない・・:という想像のできない発言者。
こうした想像力の欠如が事故を生む。
もちろん、当社でも起こる可能性がある。
そして、問題はそれを「あ、間違えちゃった」と思うだけのさらなる想像力の欠如にある。
その一つのミスが人の命を奪う。
たまたま、そういう仕事ではないから人の命までの問題にならないが、そこには同様の問題が潜む。
そして、そういう想像力がないから、再び問題が起こる。お客様に迷惑をかける。
実に、この戦いは果てしなく続く。
いつになっても終わりはない。
こういう事件は、決して他人事ではない。
・・・って一日中言ってたな。
他山の石に少しでもできなければ、それこそ想像力のないことだもんな・・。