【TAROの日記】
「がんばらなくてもいいじゃない」2007/05/09(水) 05:35
表題のようなことを書いた墨字を若者が売っていた(@原宿)。
他にも、「前に進むのが全てじゃない」とかそんなものばかりだったな・・。
あれですな~、似たようなことを相田みつおが書くと味があるけれど、どうしてこういう若者が書くと情けないんでしょうね(もちろん、字はきれいよ)。
そもそも、がんばったことがなさそうな奴に「がんばらなくてもいいじゃない」と言われても困るんだよな。
こういう方向に自己表現が向いてしまうところに、ナンデモアリの危うさがあるよな。
「こんなもの書いて売ってんじゃないよ!」
なんて正論を言う人は誰もおらず、若者はエセ老荘思想に向かうのであった。
老荘思想が流行る背景とか研究する「がんばり」もない奴はこうして表面的な思考でさらに堕ちていくのでしょうね。
エントロピーは小さい方が良いけれど、ゼロでいいかといえば時が動いているのでね(この意味は、『週間 岡本吏郎』の8月第三週でわかります・・)。
若者の墨字、同じことを考えていた。
マキハラの歌にも通ずるものだね・・・・
本当、何で情けないんでしょうね。
私も常々同じことを思っておりました
書いてる本人曰く
「降ってくるんです」
どこからじゃい?
自然から学ぶ事は大事です。
観察すると分かりますが、本当に貪欲です。
「こんなところに花が咲いている」
その美しさに感動します。