2013/01/07(月) 08:26
今年の年始会議は、なんだか怒り続けた感じだった。
その様子の一部は、例年通り公開する予定のようなので、興味にある方はお聴き頂けるようだけど(VIP会員には、無料配布)、その公開音声以外のところで、かなり爆発(あくまでも静かに・・)している。さすがに、この部分はお聴きいただくことはできないけれど、爆発の趣旨を簡単に言えば、「考えがアマチュアだ」ということに尽きる。
私には、スタッフが知識産業をなめているようにしか思えない。
だから、「知識産業をなめんじゃないよ!」と言ったところだけ、少し声が大きくなったような気がしている。
「なめる」という行為は、私的には、犬的な行動で、ホンワカにコミュニケーションを取る手段だと思っている。
そして、その延長で、自分に甘くなる。
甘くなった人間は、その段階でダメである。まだ、勘違いな一生懸命や勘違いな探究心の方がマシである。
そして、甘くなった人間は、何もかもなめてかかるので、基本行動をバカにするようになる。
アマチュアとプロの差は、基本である。
私は楽器が好きだが、そんなに上手くはない。
「そんなに上手くはない」という表現は、趣味だから許される。
曲によっては、それなりに上手な時もある。時によっては、自分でもびっくりするようなアドリブを弾くこともある。
でも、基本的に、ちゃんと構成された曲を、人に聴かせることを条件に演奏したら、単なる”下手”である。
しかし、アマチュアは、「そんなに上手くはない」という表現が許される。
仕事では、この表現はあり得ない。
ところが、基本がしっかりしていない人間が、生意気を行なっている場面は、仕事でも多く見受けられるのが現実だ。
たまたま上手くいってしまった仕事をもって、自己評価をする。本当は、事故評価なのだが、事故評価なんて思考は及びもつかない。
そして、”下手”をそのまま放置しながら、年をとる。
だから、必ず、手遅れの時が来る。
それは、必ず来るのだ。
すでに、仕事をはじめている者にとって、基本の問題は、とても難しい現実だ。
たとえば、趣味のギターならば、何の曲も弾かずに、基礎練習だけに時間を取ることも一応可能だ。
基礎を作っている最中に、曲をやったりすると、いつもの癖が出て上達が遅いから、できるならば数ヶ月は、基礎だけをやっていればいいのだ。。
しかし、仕事ではそれは不能。いつも、現場がある。だから、用心してかからなければならない。
当社の今年のテーマは、ここらへんに尽きそうである。
ちょっと、経営者の私がスタッフに自由にやらせすぎたようである。
ここは、大いに反省して修正にかかろう。
2013年という年は、そういうことに相応しい年だとも考えている。
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