日: 2013年1月9日
【TAROの日記】

2013/01/09(水) 08:36

1+1=2

1+1=2ということを知ったのがいつかは記憶にないが、「だから、3+5=8なんだよ!」って言うことを理解するのに少し時間がかかったのは記憶にある。

私は、どちらかというと天然の理系で、特に数学は勉強をしなくてもできる方だったけれど、実は、小学校1年生の時に、足し算にガッテンがいくまでには少々時間がかかったのだった。

おそらく、当時の私は1+1=2を本当には理解をしていなくて、それで、7+8=15や5+11=16は理解できなかったのだと思う。

ところで、世の中を少しゆっくり眺めてみると、この1+1=2のようなことを理解ができていない人が多いことに驚く。
そして、1+1=2を理解せぬまま、勝手なシロウト理論を振り回す。それは、テレビではお馴染みな景色だけれど、意外にも、自分の周辺にも多いことに気づいてきた。

基本を知らない同士が、勝手な”思い込み”を前提に議論をする・・などという景色が、テレビのバラエティー以外で成り立つなんて、とても21世紀的な景色には思えないのだが、そんなことが大手を振って行われている・・。そして、うちの組織でも。

それに、大きな怒りを覚えて、ここんところいろいろガチャガチャと実行している最中なのだけど、結局、1+1=2を教えるしかない・・・ということに気づいた。

結局、それしかないのだが、ホワイトカラーと言われる20世紀後半に主流になった人たちは、どうして、これほどまでに、基本(特に、知識的な)をお座なりにしてきてしまったんだろう?

そして、基本を身につけるのは、その人の運みたいなことになっていないか?

・・・このことに今頃気づいて驚いている私がバカだと思う。
しかしね、このことは、大企業を含めて日本中の組織で当たり前に起きている風景だと思う。
どうして、こういうことが起きたのか?

それは、明快。的を狙うようになったからだ。
この件については、『年頭セミナー』でたっぷり語ります。

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