【大衆食堂の人々】
『ジェニーはご機嫌ななめ』2008/10/15(水) 05:32
パフュームの昔のシングルは70年代後半テクノ歌謡を彷彿させるわけですが、
中田ヤスタカ版パフュームの第一弾シングルに『ジェニーはご機嫌ななめ』が入っていることって、すごーく、おじさん達にはわかる気分があるわけです・・。
・・と前提を言い放ってから、この間のお話。
当社のスタッフに、初期パフュームを聞かせながら、私は言いました。
「このシングルには、”ジェニーはご機嫌ななめ”も入ってるんだぞ!」
「あのー、そんなの知りません」
「あのなー、70年代後半のだなー」
「生まれていないんですけど・・」
こういう会話は、おじさんと若者の間ではよく展開される会話。
赤塚不二夫の「アジャパー」も、パフュームの『ジェニーはご機嫌ななめ』みたいなものだから、昔からあるおじさんと若者の会話なんでしょうね。
そういえば、この間、江戸時代の高島屋や住友の話をスタッフにちょっとすると、意外な顔をしている者がいたので、彼らは、江戸時代からある企業だって知らなかったのかもしれないなー。
まー、そんなものですわね。
私も、昔、竹中工務店には驚きました。
私はまだ20代ですが、
中田ヤスタカのジェニーはご機嫌ななめを聴きたい一心で
恥ずかしながPerfumeのCDを買いました。
(ジューシーフルーツから入った訳ではありませんが)
その世代のおじさんでも知らない人は知らないのでは?
今の知識のエントロピーがとても高い世の中は
世代間の知識の差よりも趣向の違いによる知識の差の方が
多きような気がします。
タモリ倶楽部なんて見ていると
1つの趣味でこうも世代が離れているものかなと
いつも感じちゃいます。