【TAROの日記】
ヴァイマル2011/04/14(木) 09:16
昨日、子供の世界史の教科書をペラペラ眺めた。
高校時代、世界史大好き少年だったが、
この教科書は辛い・・。
よくこんなものを喜んで見ていたと思う。
とにかく、事実の羅列だけが続いて、
そこに有機的なつながりが感じられない。
例えば、
ワイマール共和国の説明なんて3行くらい。
そして、欄外に、ローザ・ルクセンブルクのこととかが
2行で書いてある。
これ見て、何がわかるんだ?と思った。
ところで、ワイマール共和国を例にしたのは理由がある。
実は、パラパラやっていたら、
欄外のローザ・ルクセンブルクの名前が目に入った。
おそらく、私が、『ローザ・ルクセンブルク』というバンドが
大好きだったからだろう。
そして、そんなくだらない理由で、そのページが目にとまり、
チンタラとページを眺めたのだけど、
ワイマール共和国のワの字もない。
子供に、
「おまえら、ワイマール憲法とか、習わなかったの?」
と聞くと、
「なにそれ?」
と言う。
しかし、そんなわけはない。
そこで、一字一字見ていくと
“ヴァイマル共和国”の文字。
「もしかして、ワイマールがヴァイマルになった?」
それで、ちゃんと本文を読んでみると、そうだった。
いつから表記を変えたのか知らないけれど、
こういうのは困る。
子供と会話をしていると、こういうのがいろいろある。
いまだに、ミャンマーって言いづらい私にとって、
こういうのは、とても嫌だ。
これも、年か?