日: 2011年8月8日
【TAROの日記】

2011/08/08(月) 08:51

本日は,『ガンダムOO』をネタに・・。

どういうわけか、最近、息子と会話をすることが多い。
末っ子だからか、いつになっても親とよく話をする。

でぇ、金曜日の息子の質問は、『ガンダムOO』から・・・

*********************
ソレスタルビーイング(主人公がいる正義の集団?)の武力介入は、平和のためと言っているけど、ソレスタルビーイングの武力介入で不幸になっている人もたくさんいると、サジ(もう一人の主人公)が、叫ぶシーンがあるけど、軍事介入しないと平和は来ないよね。どっちが正しいの?
*********************

ん−、何でもアニメだな〜と思うつつ
「それに類する問題が、おまえの近所で起きているのか?」
と聞くと、
「いいや」と返事。

そこで、
「じゃー、そんなこと考えても仕方がない。アニメを見て、抽象的な話をしても意味ない」
と言うと、
「でも、知りたいんだよ」
としつこいので、
では・・・と言って、こんなお話を・・。

まずは、この問題の結論は「ない」。
立場が変われば景色は変わるもの。
正義って何かさえわからない。
短い時間で考えるか、長い時間で考えるかでも違う。

しかし、では、「ない」という結論でいいのか?
それは、生きている人間を「真ん中」に置きつつ、共通点を探してくると、ある一定の回答は得られる。

例えば、すげー無知な奴が、「正義だ〜」と叫んで、バカなことをすれば、みんなが迷惑をする。ちなみに、ソレスタルビーイングにもそういう傾向があるかもしれない。

そして、そういう例は、たくさんある。
橋本聖子という元スケート選手が一生懸命「正義」を貫いて、通した法律もそうだし、簡単なところでは、民主党の子ども手当なんかもそれに当たるかもしれない。

おまえの周辺だって、そういうことがあるだろ!
思わず、「バカなことを・・」と言いたくなる場面は多いはず。
バカが一生懸命になるとロクなことはないんだよ。
だから、勉強は重要なんだ。

自分では、良いことをやってる”つもり”というのは、とても醜いんだ。
アニメには、そんなことを言いたい大人の気持ちが入っているかもな。
だって、今の世の中は、そんなのばかりだからな。

そういうわけで、このアニメは、お勉強の大切さを主張しているのだよ。

では、話を質問の真ん中に戻して・・。
世の中というのは、誰にでも良い顔をすることはできない。
ある目的を達成するためには、人から石を投げられるような場面もある。
ソレスタルビーイングの矛盾は、そういうことも表現されているんだろうな。

今、日本という国は、人の顔見ていいことばかり言ってきた人がトップなのでどうにもうまくまわらないんだけど、彼も、そんなやり方ではダメだと痛感しつつ今日に至っている。
しかし、そんなアマチュアの成長のために、国が犠牲になってるわけで、悲惨なんだよ、この国は(知ってた?)。
恐らく、アニメ世界でも、ソレスタルビーイングの軍事介入がなければ、似たような状態なのかもしれない。
しかし、犠牲にあったサジには、そんな話は通じないわけで、「幸せを返せ!」となる。それに対して、ソレスタルビーイングは深く頭を垂れるしかない。でも、それが世の中を動かすと言うことだろうな。

くどいけど、この問題に答えはない。
でも、おまえも将来こういうことを痛感する時は来るよ。
もし、そういう経験がないまま死ぬとすれば、それは未熟のまま死ぬことになるということだろうな・・・・・・・。

話は、途中から難しくなってしまったけれど、久々に、この話に、息子は食いついた。
彼の日常の何かと大きくシンクロしたのかもね。

【TAROの日記】

2011/08/08(月) 08:34

生産性だよな・・・・・

この土日は、暑さが身に染みた。

我が家には、一応、冷房がない。
「一応」と書いたのは、母のために数年前につけた冷房機があって、部屋の主が、離れに引っ越したので、一応あるけど、誰も使わないから。
私たちは、変人の世帯主(私のこと)のせいで、冷房をつけるという習慣がない。
それで、元の母の部屋に行けば、冷房機(今気づいたけど、エアコンって言うんだよな・・)はあるけれど、誰も付けようとしない。
だから、夏の土日に家で仕事をしていると、平日の仕事が天国に感じる。

それにしても、暑さが身に染みる。
年のせいか、それとも純粋に暑いのか?

昨日は、途中で、頭がぼーっとなって、何もする気がしなくなった。
電力問題で揺れてる日本では、我が家は理想的な家族なんだろうけど、冷房がないと生産性は相当落ちそうだ。
でも、昔は、家庭で冷房なんてあり得ない話だったし、会社だって、そうだった。

そうなことを考えていたら、冷房ってのは、私たち人間の生産性を上げるツールってのが一番の効用だと合点する。
別に暑ければ、木陰で寝てればいいわけで(事実、夏休みに家に一日中いると、昼寝をしている親父の姿はよく見た)、冷房というのは、「快適提供」なんてのは、二次的な効用だと思った。

夏の我が家は、他の家よりも圧倒的にビールが旨いわけで、冷房は、その「快適」を減じているのが事実。快適なんてのは、一時的な目的ではないのだ。

我が家は、それを何となく感じていて、冷房による「快適」をスルーした。
冷房が減らしてしまう「快適」の方に、よりロイヤリティーを感じたからだ。

それでも、暑さには限度がある。
・・・と言うか、仕事をする前提では、今の暑さは耐えられない。

だから、選択をしないといけない。
家に冷房を入れるか?
それとも、夏は仕事をしないか?

まずは、夏の土日の仕事を辞めて、次に7,8月の仕事を辞める。
そろそろ50歳になるので、そんなことを考えちゃうのだった。

でぇ、それが、日本の景色になったりして・・(笑)

2011年8月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
ページトップヘ