【最近賞味したもの】

2006/11/30(木) 05:06

『レント』

んーーーーーー、さて、さて。
どうなんでしょうね・・。

2階席だった不利もあるとは思うけれど、イマイチだった・・というのが感想。
3年前はどうだっただろう?

曲の良さで押せるから、会場全体は受けていた。
でも、明らかにsomethingがない。
まぁ、一線級が来てるとは最初から思ってないけど、それにしてもトップと次以下の差は大きい。

主催者側の「やっつけ感」も感じたな~。
字幕いいかげん、舞台のセッティングもエイヤー。

何を語るかではない。誰が語るかなのだ・・・。ということがよく出た舞台だった。
曲がキャッチーでもごまかしはきかない。

追記
ただし、『レント』の2回目の来日の時代的意味は大きい。
このミュージカルで描かれることは、10年経って、この日本でも市民権を得たと言っていいでしょう。
もう少し言葉を変えると、新しい市場が忽然と現れた・・・のです。
この2006年的な意味はとても大きいと思うのです。

「『レント』」へのコメント(0件)
  1. 私は今日、ロシア帝政バレエの直流であるマリインスキー・バレエの公演を東京文化会館で見ました。
    今回来日したプリンシパルは、ウリヤナ・ロパートキナ、ディアナ・ヴィシニョーワ。両極端の個性ながらいずれも素晴らしい踊り手です。
    さて、バレエ。
    およそ、たいていの芸術においては「昔は良かった」です。ロック、ジャズ、映画、絵画、いずれも「○○年代は最高だった」という文脈で語られます。
    しかし、バレエは、明らかに「今の方が昔より良い」芸術です。往年の名ダンサー、ニジンスキーがどうの、パブロワがどうのと言われますが、おそらく今の現役バレリーナ、ロパートキナ、アナニアシビリ、ウヴァーロフの方が、身体能力、芸術表現力ともに上のはずです。
    バレエは身体能力を伴う芸術なので、100メートル走の記録が年々更新されていくのと同様に、年々よくなります。
    ちなみに、我々にお馴染みのクラシック・バレエといわれるスタイルは19世紀末にロシアで確立したものです。実はまだ100年ちょっとの歴史しかありません。
    普通、芸術というのは、まずバッハみたいなクラシカルなスタイルが確立され、それでは人間の自由な感情は表現できないとか何とかいって、ロマン主義が出てくるものですが、バレエはまったく逆で、まず18世紀にフランスでロマンティックバレエが発達し、それが下火になった後で、19世紀にロシアでクラシックバレエが一気に花開きました。
    あの、ひらひらのチュチュのバレエスタイルは、実は歴史の浅い「現代芸術」なのでした。
    うん、何となく賛バレエの書き込みをしてみました。
    WikiPedia:バレエ
    マリインスキー・バレエのWebサイト

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