【苦しめTAROお仕事LIVE】

2008/10/01(水) 05:49

ハーバード的思考の功罪

新卒の面接に付き合わされる。
「一応、会ってみてください」というので面接する。

結論を言うと、ダメダメだった。

いろいろ質問していて思ったのは、抽象的な思考ができないこと。

大学でナニをいてきたかを聞くと、うれしそうに「実務に直結したことを勉強してきた」と言う。
それがどんなものか二三聞いてみたけど、所詮大学生の言うこと、すぐに、こちらが興味を失うレベル。

そlこで、教養とか抽象的思考に焦点をあてて質問。

これが面白いくらいかみ合わない。

聞いてみると、大学では、実務的教育に力を入れているので、私が質問するようなことは知らないという・・・。

これは、完全に、ハーバードビジネススクール的な思想の反動だ。

ナニも経験のないものに、ケーススタディーを中心とした教育をしたって仕方がない。

そして、こういう若者には、のりしろを感じないので、こちらは興味がない。

仕事のことなんか何も知らないでいい。そうじゃないことの方が重要なのだ。
即実践を求めるならば、新卒なんて最初からいらない。

この一事だけで、今の学生のレベルは言えないけど、教養学習に力を入れない大学に驚く。
これじゃ、大学がナニをやろうと関係なしに教養的なことに求めるような学生・・というのがいなければどうにもならないということになる。

ちょっとこれは恐ろしいね。

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