【無理に哲学】
しゅうねん2006/09/22(金) 05:01
溝口健二没後50周年なんだそうな・・・。
でもって『GO GO NAIAGARA』は30周年。
モーツゥアルトは生誕250周年。
ハローキティーだって生誕30周年。
よくわからないけど、『Gメン75』も30周年なんだそうな・・(ってことは、『エアポート75』だって、30周年じゃないか・・)。
もう「周年」というより「執念」ね。
ということで哲学。
「”周年”は、執念で商売になる」
でぇ、そんなことはどうでもよくて、溝口である。
50周年ってことで、もう諦めていた映像が大量に見ることができる。しかも、恵比寿で・・。
『雨月物語』をスクリーンで見たのが最後で、確か1985年くらい。
だから、かってにボクも拝見20周年記念ね!
と言うことで、勇んで見に行きましたよ。それも2本も。
まぁ、素人のボクが溝口の映像について語っても仕方がないので、そういうヤボは言う気もないけど、やっぱりいいね!!
『The 有頂天ホテル』が遊んだ「長回し」
アレの必然が溝口の視線にはある。
何というか、落語を聞いていて引き込まれていく瞬間。それと似た効果が「長回し」にはある。
映像のリズム。
それは作り手の仕事のリズム。
だから、全てが必然。
リズムで遊んじゃいけないのだ。
そして、リズムこそが「場」を作る。
今、仕事に必要なのは、サクサクしたリズムよりも、正に溝口的長回しのリズムだな・・。
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