【無理に哲学】

2007/07/19(木) 05:10

『ボルベール〈帰郷〉』

なるほど、母が見る『ベリッシマ』がキーか・・?なんて思った映画だった。

クドカン脚本のアングリしてしまった映画の口直しに翌日見た映画は、そんな映画かな?

ルキノ・ビスコンティらしくない映画。
そして、その映画の題名をCDのタイトルとしたピチカート~。
そして、そして、このテーマを引用した本日見た映画・・・・・・・・。

映画が終わった後に、主人公達の苦難はくる。
それを描かずに、ワンテーマに絞った大胆さ。

なぜなら、主人公の全ての行動の要因もテーマにあるからかな?

こういうテイストの映画は久しぶり見たのでうれしい。
脚本もカメラも悪くない。

口直しにはなったな・・。

そこで哲学。
「世の中は全て語り尽くされている。だから引用の力は広い」

引用の意味がわからないと排除・・って世の中が今ね。

「『ボルベール〈帰郷〉』」へのコメント(0件)
  1. 日本の文化は、「本歌取り」でしょう。
    「借景」もしかり。
    引用=換骨奪胎だらけの日本の文化。
    これを「コピー文化」といってはならない。
    引用は、全体の構図を把握していないと、陳腐になるのだから。
    本日、河合隼雄逝去。
    彼の分析は「全体をイッパツで掴む」というやり方だったそうだ。
    アウン・オカモトとの共通点を感じる。

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